根城の大イチョウ元気願い 地元の中学生が土壌改良を手伝い 青森県八戸市
RAB青森放送
八戸市の史跡根城にある古木の大イチョウが衰えはじめ地元の中学生が樹勢を回復させるため土壌を改良する作業を手伝いました。 八戸市の史跡根城の広場にある大イチョウは1334年に根城が築城される前からあったとされる樹齢推定650年の古木です。 2年ほど前から樹勢が弱くなっていて八戸市が樹木医などと相談しながら対策を進めています。 きのうは地元・根城中学校の生徒13人がボランティアで土壌を改良する作業を初めて手伝いました。 根を傷つけないよう木の下の土を慎重に掘って栄養分を混ぜた土と入れ替えていきます。 ★根城中の生徒 「大変だったけれど達成感がありました」 「丁寧だねってほめられてうれしかったし根城の一員としてもうちょっと長年続いて元気で育ってほしい」 「千年以上生きてほしいと思います」 大イチョウは高さ24メートル幹回り9.11メートルで八戸市の保存樹木に指定されています。