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丸紅・丸紅建材リースなど、重仮設資材「異常検知・通知システム」開発。工事現場の安全施工、省力化に寄与

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鉄鋼新聞

 丸紅と重仮設業大手の丸紅建材リース(社長・桑山章司氏)は1日、IoTベンチャー企業のCACHと共同で、工事現場の重仮設資材の異常を検知して自動通知するIoTシステムを開発したと発表した。丸紅建材リースの扱う重仮設資材の一つである切梁に設置し、土木・建築現場で無線通信による異常検知モニタリングを行う。  CACHが開発した「IoTによる切梁異常検知・自動通知システム」の評価版を3社共同で提供する。異常を検知・自動通知するIoTデバイスの重仮設資材への設置が工場出荷時点で完了するため、工事現場での施工が不要となり、安全施工と省力化が期待できる。また、現場管理担当者は所有するスマートフォンやタブレット端末で異常を知らせるメールの受信や切梁にかかる軸力のデータを確認し、迅速な対応が可能となる。  重仮設資材は従来、資材設置後に現場管理者が油圧ジャッキを目視で確認する方法や、専門の計測事業者によるセンサー・計測装置の設置などで切梁の異常を検知する方法などで管理している。しかし、事故災害回避のためのさらなる安全操業実現や、熟練工・管理者の人手不足への対応が建設業界で急務となる中、巡視時・取付作業時の転落事故など安全面や現場管理者不足による計測器の見落としが課題となっていた。  今後、評価版の提供を通じて本システムを活用する顧客のニーズを吸い上げ、さらなる技術改良や重仮設鋼材の新たな機能創出を図る端緒とする。丸紅グループの国内外ネットワークを生かした市場開拓を図っていく方針。