47歳の元UFC王者ティト・オーティズ、年内にもMMA復帰を示唆、相手はショーグンを希望
元UFCライトヘビー級王者のティト・オーティズ(47=米国)が、年内にも総合格闘技(MMA)に復帰することを示唆し、その相手として、同じく元UFCライトヘビー級王者のマウリシオ・ショーグン(40=ブラジル)との対戦に興味を示している。 オーティズにとっては、約2年半前の19年12月「Combate America51」で、アルベルト・ロドリゲスから一本勝ちを収めたのが、直近のMMA試合となる。 【動画】ティトが裸絞め一本勝ちした瞬間!(=19年12月ロドリゲス戦) 28日の米国スポーツメディアESPNのMMA記者ヘレン・イー氏の取材で、オーティズは年内のMMA復帰をほのめかすと、その相手として、あと1試合で現役引退することを口にしている元UFCライトヘビー級王者のショーグンとの対戦を希望。 続けて「自分にとってもショーグンにとっても素晴らしいファイトになる。我々は同じ時代を戦ったもの同士だからこの対決を見せたい」と、強い意欲を見せた。 オーティズの直近の試合は昨年9月、元UFCミドル級王者のアンデウソン・シウバ(ブラジル)とのボクシングマッチで初回KOで敗れている。一方のショーグンは今年5月の「UFC274」でオヴィンス・サンプルーにスプリットの判定負けを喫した。 仮にこの対戦が実現すれば、UFCのダナ・ホワイト社長と犬猿の仲と言われるオーティズのUFC電撃復帰と、ショーグンの“引退試合”が重なることから、大きな話題となるに違いない。果たして、オーティズがオクタゴンに再び足を踏み入れることはあるのか。