自宅で倒れていた90代と80代の男性、熱中症で死亡 鹿児島市 今年の県内死者4人に
鹿児島市消防局は6日、熱中症で同市の90代と80代の男性が5日に亡くなったと公表した。県消防保安課の集計では、今年の県内の熱中症による死者は4人となった。 救急搬送も警戒アラートも昨年の1.6倍…猛暑続きで高まる熱中症リスク 予防には「夜間の空調管理も大事」と専門家 鹿児島県内
市消防局によると、90代男性は5日午前11時20分ごろ、自宅の居間で倒れているのを訪問した人が発見。80代男性は同40分ごろ、自宅台所で倒れているのを配達員が見つけた。ともに搬送先の病院で死亡が確認された。この日の同市は午後2時過ぎに最高気温35.7度を記録した。 6日(午前0時~午後4時)は、県内で13人が熱中症の疑いで救急搬送された。
南日本新聞 | 鹿児島
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