【MLB】フィリーズ ザック・ウィーラー8回9奪三振無失点のエースの投球で連敗が6でストップ
【フィリーズ6-0マリナーズ】@T-モバイル・パーク
日本時間8月5日、6連敗中のフィリーズは敵地T-モバイル・パークでのマリナーズ3連戦の3戦目を迎え、ザック・ウィーラーのエースの投球で6対0で勝利し、連敗がストップした。ウィーラーは8回96球を投げ被安打2、奪三振9、与四球1、無失点の完ぺきな投球でマリーナーズ打線を抑え込み11勝目(5敗)を挙げた。マリナーズ先発のローガン・ギルバートは6回を投げ被安打4、奪三振7、1失点の好投も打線の援護なく8敗目(6勝)を喫した。 【動画】ザック・ウィーラー勝利を呼び込むエースの投球(MLB.comより) フィーリーズは初回、カイル・シュワーバーの先頭打者本塁打で幸先よく先制。1点をもらった先発ウィーラーは危なげない投球でスコアボードに0を並べた。4回以降はマリナーズ打線にヒットを1本も許さず、合計で9個の三振を奪った。 すると打線も8回表に大爆発。先頭のブライソン・ストットが8号ソロを放つと、二死1塁から7月打率.149と不調だったブライス・ハーパーが25号2ラン。続くアレック・ボームも12号ソロを放ち二者連続本塁打となった。なおも打線の勢いは止まらず、再び二死二塁のチャンスをつくるとJ・T・リアルミュートがセンターへのタイムリーを放ち6対0とした。9回は2番手ホセ・ルイーズが締め試合終了。ウィーラーの力投と打線の爆発でフィリーズが連敗を6で止めた。 開幕からメジャー最高勝率でナ・リーグ西地区首位をひた走っていたフィリーズだが、後半戦はここまでカード勝ち越しはなし。長らくキープしていた勝率.600も切り、チームは失速していた。流れを変えるような快勝で次の敵地ドジャース3連戦に挑む。