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<未解決の女>最終回の見どころを脚本家・大森美香が語る「最後まで二転三転する物語を楽しんでほしい」

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ザテレビジョン

波瑠主演の連続ドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系※最終回は、夜9:00-10:09)が、9月17日(木)に最終回を迎える。 【写真を見る】刑事・富野康彦(市原隼人)はなぜ銃撃したのか?矢代朋(波瑠)が追う 本作は、警視庁捜査一課「特命捜査対策室」第6係(文書解読係)に所属する肉体派熱血刑事・矢代朋(波瑠)と、文字フェチの頭脳派刑事・鳴海理沙(鈴木京香)がバディを組み、“文字”を糸口に未解決事件を捜査するシリーズの第2弾。 9月10日に放送された第6話「影の斜塔・前編」では、発生した“2つの殺人事件”と“エリート刑事の逃亡”が発端となり、第6係が“警察組織の巨大な闇”と全面対決する“正義をめぐる闘い”が展開されることに。 気になる最終回の放送を前に、本作のSeason1から脚本を担当している大森美香からコメントが到着。「未解決の女」に対する思い入れや、執筆での苦労、そして最終回の見どころを聞いた。 ■ Season2はより幅広い皆さんが楽しめる作品にしたい ――大森さんはこれまで数多くの脚本を手掛けられてきましたが、意外にも刑事ドラマを書かれたのは「未解決の女」が初めて。ご苦労などはありましたか? 刑事ドラマを書くことにはずっと憧れがあったんです。ただ、私には事件を思い付く力があまりないので、無理だろうなと思っておりまして…(笑)。 そんな中、「未解決の女」に携わることになったのですが、この作品は基本的に“過去の事件”と“現在の事件”が存在する上に、“文字”の要素も加わってきます。しかも、麻見和史先生がお書きになった原作に出てくる事件は“未解決事件”ではないので、それをどう未解決としてアレンジするか、という部分もあります。 この全要素をきちんと網羅しながら1時間に詰め込むのは、毎回大変な作業でした。ただ、その中でもやはり、“文字”で解決するというコンセプトはほかのドラマにない特色だと思いましたので、文字で楽しんでもらうにはどうしたらいいだろう…と。そこを重点的にスタッフの皆さんとお話しながら、脚本を作っておりました。 ――Season1とドラマスペシャルの反響を受け、Season2でこだわられたことはありますか? 私自身の子どもと同じ年齢くらいのお子さんを持つ方々の中には、午後8時台の「警視庁・捜査一課長」シリーズから続けて見てらっしゃる方が多いそうで…。お子さんたちも事件モノを、文字にも興味を持ちながら楽しんで見てくださっている、とお聞きしたんです。なので、Season2ではより幅広い皆さんが楽しんでくださる作品にしたいな、と考えて作った部分はあります。 ――楽しみどころといえば、登場人物のキャラクターもSeason2でさらに立っていきましたよね。 朋ちゃんや理沙さんをはじめ、レギュラー登場人物のキャラクターがSeason1で出来上がっていて、何よりもキャストの皆さんが「自分が演じるのはこういう人間なんだ」と分かって演じてくださっているんです。ですから、私も安心して「前よりもさらに楽しんで、冒険しながら演じていただきたい」と思い、キャラクターを作っておりました。 ――皆さんのお芝居に触発されて、キャラクターを膨らませた部分もあったんですか? はい。例えば、波瑠さんと鈴木京香さんの相性はオンエアを拝見したら、私が当初空想していた以上に、すごく気持ちがよかったんです。お2人が会話している姿を見ているだけで、楽しくなるようなところがあったので、私自身も楽しみながら書いておりました。 特に、沢村一樹さんが演じられる古賀室長は…正直なところ、Season1の最初は「爽やかで好感度の高い沢村さんに、こんな嫌みな役をやっていただいていいのかな!?」と、少し遠慮もあったんです(笑)。でも、実際のお芝居を拝見して「こんなに勢いよく演じてくださるんだ!」と。喜びと信頼感に背中を押され、ますます筆が乗りました。 ■ 現場では、ドラマにもにじみ出ているチームワークを感じた ――今回からは第6係の新係長・国木田(谷原章介)と、古賀の側近・宗像(皆川猿時)という新レギュラー陣も加わりました。どんなキャラをどう配置するか、色々考えられたかと思うのですが…。 そうなんです。ただ、谷原さんは一度「未解決の女」のドラマスペシャルに出てくださっていますし、谷原さんならこの世界観を楽しんで、一緒にやってくださるんじゃないかな、と。すごく信頼して書かせていただきました。 皆川さんに関してはSeason1の執筆中に「もっと古賀さんが上司として、朋ちゃんや理沙さんとやり合うようにするには、どうすればいいだろう!?」と考えを巡らせたとき、「古賀さんがいつもしゃべれるような人に、側にいてほしいなぁ」という思いが湧いてきたんです。その役回りを今回、皆川さんにお願いしたのですが、時々ビックリするくらい(笑)、想像していた以上のキャラクターを演じていただきまして!沢村さんもさらに楽しそうに演じてらっしゃったので、ありがたかったです。 ――大森さんは撮影現場にも行かれたそうですね。 私がまだ脚本を書いている途中で現場に行ったりすると、「まだ書けていないのに、なんで来てるんだ!?」という目で見られてしまう可能性がありますので(笑)、すべて書き終えた後…クランクアップの1週間前に1日ずつ、スタジオとロケにお邪魔したんです。現場では、ドラマにもにじみ出ているチームワークを感じました。 実は、Season1のときも1回だけ現場にお邪魔したのですが、そのときよりもさらに信頼関係が強まっている印象でした。スタジオに隣接した控え室でとても楽しそうに会話されている姿を見て、頼もしさを感じましたね!皆さん、大人な方たちが多いからなのか、はしゃいでるという感じではなく、落ち着いた様子で楽しそうに過ごしてらっしゃって…。まるですてきなサロンのようでした(笑)。 ――メインキャラクターを演じる波瑠さんと鈴木京香さんの印象も、改めて教えてください。 波瑠さんはいつも堂々としてらっしゃるんですよね。「未解決の女」チームの中ではお若い方だと思うのですが、まぁ腹の座った立派なお嬢さんで、本当に頼りになる!私の脚本はどれもセリフが長い上に(笑)、今回は刑事さんのセリフなので専門的な用語も多いのですが、それも完全に自分のものにして発信されるので、「あさが来た」(2015年-2016年、NHK総合ほか)以来いつも全幅の信頼を置いております。 京香さんとは前回、そんなにお話する機会がなかったのですが、今回は京香さんの方から話し掛けてくださり、台本の感想なども教えてくださって…。その凛とした佇まいに見とれ、緊張してしまいました(笑)。現場でも劇中でも、そんなお2人のペア感はどんどん増していますし、シチュエーションに合わせてボケにもツッコミにもなる関係性というのはお2人だからこそ成り立っているのだな、と改めてありがたく思いました。 ■ 文書捜査官ならではのメッセージが伝わる最終回 ――そんな中、ついにSeason2も最終回の放送を迎えます。 脚本を書いている期間はすごく長かったのですが、オンエアが始まったら、あっという間でちょっと寂しくもありますね。もうちょっとたくさん書いた気もするけど、そんなことは全然なかったんだな…と思ったりしました(笑)。最終回の本編映像も視聴者の皆さんより一足お先に拝見しましたが、第6係の文書捜査官たちが今まで培ってきた信頼関係と結束力、文書捜査官ならではのメッセージが伝わる最終回になったんじゃないかな、と思っております。 ――要所要所で、今までになかった「文書捜査官として」というセリフが出てきて、胸アツでした! あぁ、よかったです(笑)!脚本を書いているときは「今回の最終回では、文書捜査官としての矜持(きょうじ)を伝えなければ!」と思っていたのですが、実は書いたのが随分前でしたので、自分の中では「私、あのときは結構熱い思いを持っていたんだなぁ」と、だんだん気恥ずかしくなってきていまして…(笑)。 原作の麻見和史先生も喜んでくださると、うれしいのですが…。と同時に、麻見先生がこれからもっと原作を書いてくださるといいな、とも思っております。実は、私自身も「未解決の女」の脚本を書けば書くほど、「文字の世界は奥が深いな」と再認識させられるところがあって、もっと追求してみたいんです。 ――これは…現段階で未定ではありますが、続編実現への期待が高まります。 「未解決の女」は、私にとって初めてのシリーズものでしたので、本当にうれしかったんです。脚本家は通常“キャラクターを生んではさようなら”を繰り返していく仕事。そんな中、「またあの人たちに会える!」という喜びを初めて味わわせていただきましたし、また味わえるといいなぁと願っております。 こればかりはテレビ朝日さんの判断に委ねるしかありませんが(笑)、とにかくSeason2の最終回は“今シリーズをまとめつつも、まだまだどんでん返しが待ち構える、とても勢いのある内容”となっております。各キャラクターもそれぞれの役割を果たし、清々しい思いで見終わっていただけるのではないか、と。 個人的には、ついに朋ちゃんが理沙さんさながらに「文字の神様が…!」と言うくだりが、楽しかったです(笑)。その顛末(てんまつ)も含めて、どうなるか…。市原隼人さん、北乃きいさんを始め、ゲストの皆さんも素晴らしいお芝居を見せてくださっていますし、最後まで二転三転する物語を楽しんでいただけるとうれしいです。 ■ 最終話「影の斜塔・後編」あらすじ 5年前の未解決事件で殺された人気イタリアンレストランのオーナー・入沢博人(武田航平)と、つい先日殺されたネット長者・西松文也(渡辺邦斗)。共に「梵字」の入れ墨を入れた被害者2人は、かつて同じ詐欺事件で逮捕されていた。 しかも、彼らを不起訴処分へ導いた弁護士・若林守(矢柴俊博)は、行方をくらましたエリート刑事・富野康彦(市原隼人)の捜索を「特命捜査対策室」第6係の刑事・矢代朋(波瑠)に極秘依頼した警視庁幹部・小野塚吾郎(筧利夫)と、裏でつながっていたのだ――。 徐々に明るみになる“警察組織が絡んだ闇”。そんな中、富野が警視庁から持ち出した拳銃で、「特命捜査対策室」の室長・古賀清成(沢村一樹)を撃ち、またも姿を消してしまう。その後、富野が“ある重要書類”を朋に手渡してもらうため、古賀と落ち合ったことが判明する。 その重要書類とは小野塚が10年前、製薬会社の経理担当・釘本洋介(桜井聖)を無罪と知りながら、殺人罪で送検した事件に関する、門外不出の証言記録だった。 朋は富野の部屋に残っていた“謎の波線”を手がかりに、捜査を大きく一歩進める“ある仮説”を立てる。だがその矢先、小野塚の黒い采配によって、朋は富野の捜索担当から外されてしまう。 窮地に立たされながらも、“文書捜査官”としての使命を全うすべく立ち上がる第6係の面々。そんな中、文書捜査のエキスパート・鳴海理沙(鈴木京香)は意を決し、若林が構える法律事務所の相談役を務める警視庁の超大物OB・牧野孝蔵(竜雷太)に会いに行くことに。 やがて朋らは、富野の恋人・杉本貴子(北乃きい)と10年前の冤罪(えんざい)事件に“思わぬ接点”があったとの情報を入手。さらに、新たに見つかった証拠物を目にした理沙のもとに、“文字の神様”が降りてくる。(ザテレビジョン)

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