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【阪神】岩田稔、454日ぶりの白星…101歳で亡くなった祖母の葬儀で復活誓う

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スポーツ報知

◆JERAセ・リーグ 阪神2―0中日(1日・甲子園)  丁寧にコースを突いた。1―0のリードで迎えた7回無死一塁。岩田はシエラをカットボールで二ゴロ併殺打に仕留め、左拳を握りしめた。「僕はバックに守ってもらってアウトを取る投手。それができて良かった」。この回途中で降板したが、4安打無失点。昨年7月5日の広島戦(甲子園)以来、454日ぶりの白星を手にした。  9月21日のDeNA戦(甲子園)後に出場選手登録を抹消。チーム内の新型コロナウイルス感染に伴う「特例2020代替選手変更」の適用で、本来より1日早い中9日で出番が巡ってきた。「二転三転したんで(笑)。いけと言われたところにいくしかない。そこはうまく対応できた」。登板日の変更が相次いでも、最愛の人に勝利を届けたい一心だった。  7月21日に熊本に住む祖母の岩下ミツヱさんが101歳の生涯に幕を閉じた。訃報を聞いた岩田は同24日に登板を控えていたが、23日にとんぼ帰りで葬儀に参列した。「101歳にしてはいい顔でした」。健やかな表情の遺体に手を合わせ、決意を新たにした。  チームは2カードぶりの勝ち越しで2日からの巨人4連戦(甲子園)に弾みをつけた。矢野監督は「初めの予定とは違う登板で調整も簡単じゃなかったと思うけど、大きな1勝になった」と左腕を褒めた。そして「消えそうで消えない(油性)マジックが岩田稔なんです」。今月31日に37歳になるベテランが、衰え知らずの底力を見せた。(表 洋介)

報知新聞社

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