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文大統領「慰安婦被害女性の方々が『もう十分』と言うまで解決策探る」

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ハンギョレ新聞

「日本軍慰安婦被害者メモリアルデー」記念式典に影像メッセージ

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領が14日、「日本軍『慰安婦』被害者メモリアルデー」を迎え、「被害女性であるハルモニ(おばあさん)たちの苦しみや傷が少しでも癒えると共に、韓国国民が被害者たちの思いを心に刻む日になればと思う」と述べた。  文大統領は同日の映像メッセージを通じて「政府はハルモニたちの勇気と献身が尊厳と名誉を回復することで報われるよう、現実的で実現可能な方法を模索するため、最善の努力を尽くしていく」と述べた。韓国政府は、故金学順(キム・ハクスン)さんが日本軍慰安婦被害の事実を初めて証言した1991年8月14日を国の記念日に指定し、2018年から記念式典を開催してきた。同日の記念式典は忠清南道天安(チョナン)にある国立望郷の丘で行われた。  文大統領は、ハルモニたちが「もう十分」と言うまで政府はハルモ二たちの受け入れられる解決策を模索すると強調した。文大統領は「歴史を正すための調査や研究、教育をより発展的に推進し、より多くの子供たちと市民がハルモニたちの苦しみを分かち合い、固く連帯できるよう努める」とし、「17人のご存命のハルモニたちが健康で安定した生活を送れるよう、より一層きめ細やかな支援を行う」と述べた。また「被害者を超えて人権活動家として絶えず韓国社会に新しい価値を示してきたハルモニたちの生き方を深く尊敬する」と述べた。  文大統領は「ハルモニたちは日本軍慰安婦問題の解決に向けた新たな方向を示している。(彼女たちは)市民運動の成果を継承する一方、平和と人権に向けて韓日両国の未来世代が進むべき方策を講じなければならないと話した」とし、「残酷な苦しみを生きる知恵に昇華させたハルモニたちの言葉を胸に深く刻みたい」と述べた。 以下、文大統領の映像メッセージ  尊敬する国民の皆様、日本軍「慰安婦」被害者や家族の皆様、新型コロナ防疫や集中豪雨により、様々なご不便の中、今日、日本軍「慰安婦」被害者メモリアルデーの記念式典にご出席していただきまして、ありがとうございます。  記念式典にご出席できなかったハルモ二たちにもご挨拶申し上げると共に、すでに他界された方々にも永遠の安らぎとご冥福をお祈りします。  今日は29年前、金学順さんが被害事実を初めて証言した日です。  この証言に勇気付けられたハルモ二たちは自分が味わった苦痛を世に知らせ、歴史の生き証人として女性の人権と平和の価値を実践されてきました。  ハルモ二たちの勇気ある証言で、日本軍「慰安婦」問題は国連人権委員会の報告書に採択され、女性国際戦犯法廷で戦争犯罪として規定されました。  また、国内外の市民団体や学界の専門家がハルモニたちと連帯しており、長い間共に傾けてきた努力により、多くの国民がハルモ二たちの苦しみに共感しています。  国際社会でも「人類普遍の女性人権運動」であり、「世界的な平和運動」として認識しています。  政府はハルモ二たちの勇気と献身が尊厳と名誉を回復することで報われるよう、現実的で実現可能な方策を講じるため、最善の努力を尽くしていきます。  問題解決の最も重要な原則は「被害者中心主義」です。  政府は、ハルモ二たちが「もう十分」と言うまで、ハルモ二たちが受け入れられる解決策を模索していきます。  歴史を正すための調査や研究、教育をより発展的に進め、より多くの子供と市民がハルモ二たちの苦しみを分かち合い、固く連帯できるよう努めます。  ハルモ二たちの健康がいつも心配です。  17人の生存被害者ハルモ二たちが健康で安定した生活を送れるよう、より一層きめ細やかな支援を行っていきます。  被害者を超えて人権運動家として絶えず韓国社会に新しい価値を示してくださったハルモ二たちの生き方を深く尊敬します。  ハルモニたちは日本軍「慰安婦」問題解決に向けた新しい方向を示しておられます。  市民運動の成果を継承する一方、平和と人権に向けて韓日両国の未来世代が進むべき方策を作らなければならないとおっしゃいました。  「慰安婦被害者(問題)解決のための運動」の過程と結果、検証の全過程で開放性と透明性を持たせると共に、様々な市民が参加できることを願っておられます。  残酷な苦しみを生きる知恵に昇華させたハルモ二たちのお言葉を胸に深く刻んでおきます。  今日の日本軍「慰安婦」被害者メモリアルデーが、ハルモ二たちの苦しみと傷が少しでも癒えると共に、韓国国民がハルモ二たちの思いを心に刻む日になればと思います。  常に女性の人権と平和の価値のために連帯します。  ハルモ二たちの崇高な人生に感謝と敬意を表します。    ありがとうございます。 ソ・ヨンジ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

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