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アクアマリン採集の深海魚、新種に認定 魚類学会誌オンライン版で公表

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福島民報

 いわき市小名浜のアクアマリンふくしまによって北海道羅臼沖で採集された深海魚が、日本魚類学会から新種として認定され、学会の英文誌オンライン版に公表された。同館が二十四日、発表した。  同館によると、新種は二〇一九年から二〇二〇年にかけて採集されたクサウオ科フウライクサウオ属の七個体。吸盤の跡しかなく、胸びれの下部が長いのが特徴という。  学名中の種小名「ニクテレウテス」はラテン語で「夜の放浪者」の意味を持ち「タヌキ属」を表す。新種の深海魚は、岩にくっつかず暗い深海でユラユラと遊泳しながら生活していると考えられることから、アイヌ語で「タヌキ」を表す「モユク」を取り入れて「モユククサウオ」と標準和名が付けられた。  同館が京都大の甲斐嘉晃准教授、NOAA(米国海洋大気局)と共同研究を進めた。フウライクサウオ属はこれまで三種が確認されており、新種は脊椎骨の数やDNA配列が異なっていた。

 同館二階の「親潮アイスボックス」コーナーでアルコール標本を展示している。今後、生体展示を目指して研究を進める。

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