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スウェーデン経済は「悪い集団の中では最高」だった…最新の調査報告で

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BUSINESS INSIDER JAPAN

スウェーデンは新型コロナウイルスの拡散を抑制するために異例の措置を講じ、国際的な注目を集めてきた。 【全画像をみる】スウェーデン経済は「悪い集団の中では最高」だった…最新の調査報告で ヨーロッパの多くの国と違って、スウェーデンは厳しいロックダウンを実施しなかった。そして現在、その成果が出てきているという。少なくとも経済に関しては。 キャピタル・エコノミクスが発表した報告書によると、スウェーデンの経済はヨーロッパの中で影響が最も小さく、「悪い集団の中では最高」と評されている。 スウェーデンはパンデミックによる経済的な影響を免れなかったが、2020年度の第1四半期で経済成長した唯一の国だったと、報告書では述べている。 新型コロナウイルスのパンデミックに対して、スウェーデンはその拡散を抑制するために異例の措置を講じ、国際的な注目を集めてきた。 この北欧の国は厳しいロックダウンを行わず、代わりに国民に対して、感染した場合は自宅に滞在し、公共の場では社会的距離をとるよう要請した。国内の感染者数がピークになったときでも、バーやレストラン、小売店などは営業を続けた。 市民の自己責任と自発的な行動に頼った、この緩やかな新型コロナウイルス戦略は、称賛と批判の両方を受けている。そして、このアプローチの有効性についてはまだ結論が出ていないが、経済に関して言えば、緩やかな規制が効果的だったとする根拠が増えてきている。 調査会社キャピタル・エコノミクス(Capital Economics)は、7月21日に発表した調査報告書で、スウェーデンの経済はヨーロッパの中で最も影響が小さく、「悪い集団の中では最高」だとした。 スウェーデンはパンデミックによる経済的な影響を免れることはなかったが、2020度第1四半期で経済成長を見せた唯一の国だったと、報告書は述べている。 「スウェーデンの経済は政府による緩やかなロックダウン戦略のおかげで新型コロナウイルスの感染を乗り切り、2020年のGDPが1.5%下落するという我々の予想を大きく上回っている」と、エコノミストのアンドリュー・ケニンガム(Andrew Kenningham)、デビッド・オックスレイ(David Oxley)、メラニー・デボノ(Melanie Debono)は報告書に記した。 「北欧の国々の経済は全体的にCOVID-19をうまく乗り切っているようで、世界各国と比較して軽く済んだ」と報告書は述べている。 「決断力ある政策と構造的な要因によって北欧諸国の経済に対する新型コロナウイルスの影響は、特にユーロ圏を比較して限定的だった。それにも関わらず、政策立案者は現状に満足することなく、数年先には厳しい政策を取ることになるだろう」とエコノミストは記述した。 しかし、キャピタル・エコノミクスは「COVID-19の影響は持続するとみられ、北欧諸国の経済活動は年内はウイルス発生前の水準を下回る可能性が高い」としている。さらに、デンマークとノルウェーにおける製品やサービスの価値を表す経済産出量は今年約3%減少するが、スウェーデンではそれより少ないと予測した。 キャピタル・エコノミクスの報告書で述べられた北欧各国の説明 スウェーデン: 「ヨーロッパの中では最高」 ノルウェー: 「回復を見せるが、エネルギー分野が成長を抑制」 デンマーク: 「迅速なロックダウンで経済の落ち込みを抑制」 [原文:Sweden had one of the most relaxed COVID-19 lockdowns in the world. There's growing evidence that it helped it weather 2020's economic storm better than anywhere else.] (翻訳:Makiko Sato、編集:Toshihiko Inoue)

Shalini Nagarajan

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