藤井竜王と佐々木八段が和歌山城庭園で紅葉楽しむ 「フルーツや梅干しも食べた」
和歌山市で27、28日に行われた将棋の第37期竜王戦七番勝負の第5局を終えた藤井聡太竜王と佐々木勇気八段が29日、和歌山城西之丸庭園(紅葉渓庭園)を訪れ、見頃を迎えた紅葉を楽しんだ。 午前9時ごろ、尾花正啓市長らが出迎える中、両棋士が到着。赤く染まったモミジを眺めたり、内堀に浮かぶように建つ「鳶魚(えんぎょ)閣」の説明を受けたりした。 市では竜王戦に先立ち、対局中に提供する食事やおやつを市内に営業所を置く飲食店などから公募。厳選した計30品をメニューブックにまとめ、両棋士から選んでもらうようにした。 藤井竜王は「和歌山らしいメニューでおいしくいただきました。和歌山城の散策もでき、和歌山の良さを知ることができた」。佐々木八段は「フルーツや梅干しも食べました。少しですが、和歌山を堪能できたかなと思う」と感想を述べた。