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【特集】「コロナうつ」自粛解除から日常へ戻る今が危険 “心の不調”相談件数も急増

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MBSニュース

新型コロナウイルスの影響で心の不調を訴える人が増えています。『コロナうつ』とも呼ばれ、日常に戻りつつある今、増加する可能性があるといいます。少しでも早く気付いてもらおうと、専門医が作ったチェックテストの活用も広がっています。

「コロナうつ」自粛解除の今が危険 “心の不調”相談件数が急増

緊急事態宣言の解除が発表された5月21日の夜、大阪・ミナミのアメリカ村にある心療内科「アウルクリニック」には多くの患者が訪れていました。診察に訪れた40代の会社員の男性は、上司とのトラブルがきっかけでうつ病を発症し、今は休職しているといいます。院長の片上徹也さんが症状を聞いていきます。 (片上院長)「ご気分の方はどないですか?」 (男性患者)「ちょっと前回よりも若干、天気のいい日は散歩してみようかな、という気持ちにはなってきていますね。」 この男性の場合、外出自粛で症状は以前より落ち着いているようでした。しかし1人になった時、今後のことを考えると急に不安に襲われるといいます。 「(緊急事態宣言が)解除されて、景気の方がどうなのか。(会社の)業績が悪くなって、じゃあ固定費下げるためにリストラしようかとなった時に、必ず自分はこういう疾患(うつ病)を持っているし、(リストラの)候補には上がってくるんじゃないかと心配をしてしまうんです、どうしても。苦しいのは苦しいです。」(男性患者)

新型コロナウイルスの感染拡大につれ、心の不調で「うつ病」を発症する人たちが増えています。『コロナうつ』とも呼ばれます。 「大阪府こころの健康総合センター」によりますと、新型コロナウイルスに関連した心の不調についての相談件数は、3月は18件だったのに対し、4月は130件、5月には212件と急増しています。環境の変化や感染への不安が原因とみられますが、自粛生活が解除されると、今度は先ほどの男性のように症状が落ち着いていた人たちが危険だと、片上院長は言います。

「一時的なストレスが無くなったところで、また(社会活動が)始まることで、どっと(うつ病患者が)増えるかもしれないですね。今まで感染症が一番問題で、どう防ぐかという話だったんですけど、精神不調の人が今度は社会問題として出てくると思っています。」(アウルクリニック 片上徹也院長)

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