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パンを器にした「ハコパン」ランチに特化して人気店に 

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日本食糧新聞

大阪市阿倍野区にある「AGORA」は、隠れ家的な外観とともにメニューでも異彩を放つ飲食店。ランチには、パンの器にカレーなどを入れた“ハコパン”を提案し、SNSでの拡散とともに話題が沸騰。近隣をはじめ遠方からの客も多い人気店となっている。

パンのうまさとルウがベストマッチ

昼はカフェ、夜はバーとして運営する同店のランチメニューは、“ハコパン”のみ。一般的なカフェメニューは一切ないのが特徴だ。「パンの中にカレーを入れるスタイルは、大阪でのスパイスカレーと高級食パンの人気から着想を得たもの。以前に経営していた喫茶店時代に開発して提供していました」と、松岡孝仁店主。 新店舗の開店に当たり目指したのが、ハコパンに特化した他店にはないランチ。以前は食パン1本からカットして器にしていたが、ハコパン用に高さ約10cmの小型山型パンを信頼するパン店に特注。小麦や製法にこだわり、カレーに合う少し甘めの味わいと食感に仕上げられている。 調理では、オーダーが入ってから上下にカット。それぞれをトーストし、下部はくり抜いて器に仕立てる。ちなみに、取り出したパンは、廃棄せずに活用。クルトンにして客が持ち帰れるようにしており、ちょっとした“お土産気分”が味わえるのも女性に好評だ。 カレーは全6種類で、一番人気はオーソドックスな味の「欧風ビーフカレー」。その他、「チキン」「キーマ」「マサラ黒カレー」などスパイシーな辛さも提供。あいがけや子ども向けのメニューもあり、チーズやフライ、ソーセージなどのトッピングも用意している。 食べ方は、まず蓋部分にルウを付けて、パンのモチモチ感とカレーとのマッチングを堪能。器部分は、ルウの減り具合を見つつ食べ進むというドキドキ感があり、完食での達成感と満腹感が待っている。 また、1年ほど前からは、カレーではなく、野菜や具材を楽しめるハコパンメニューも5種類開発。ロングサイズのベーコンが衝撃的な「BLT」や「ロコモコ」(スープ付き・1000円)などのボリュームあるメニューが人気という。オプションでハーフサイズのカレー(各200円)もオーダーできるので、2つの味を楽しむ人も多い。 「今後も、ハコパンの店としてメニュー開発に励み、“大阪の名物”にしたい」と、松岡店主は意欲的に語る。パンの器が広げるさらなる可能性に期待したい。 ●店舗情報「AGORA」 所在地=大阪市阿倍野区阪南町6-12-2/開業=2018年12月/席数=27席/営業時間=午前11時~午後3時、午後6時~午前0時。日曜休/平均客単価=昼1000円、夜2500円 ※新型コロナウイルス感染予防の自粛により、記事内容と営業概況が異なる場合があります。

日本食糧新聞社

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