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DX先進企業が2025年に向けて進める「人」戦略とは

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ITmedia エンタープライズ

 「2025年の崖」(注1)まで、それほど時間はありません。デジタルトランスフォーメーション(DX)は、デジタル人材が必要とされています。働き方改革や人材不足の採用難で企業が個々人に向き合い始めた今、現在の企業の命題である「デジタル化」と「人材確保」の関係性を掘り下げました(注2)。 アナログ人材施策の強化の比較 ※注1:経済産業省『DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~』(2018年9月)による。※注2:「DX動向調査」(調査期間:2019年12月1~31日、調査対象:従業員数1000人以上の企業、調査方法:オンラインアンケート、有効回答数:479件)の調査結果による。

2025年の崖に向けて、全方位での人材戦略を強化させなければならない

 今さら説明は不要だと思いますが、「2025年の崖」とは、2018年9月7日に経済産業省が公表した『DX(デジタルトランスフォーメーション)レポート」の副題「ITシステム『2025年の崖』の克服とDXの本格的な展開」から流行った言葉です。  複雑化、老朽化、ブラックボックス化した既存システムの継続をしていく場合には、2025年までに予想されるIT人材の引退によるリスクがあることを、レポートでは提言しています。COBOLの技術者などが高齢化してきていることが、この事象に当たります。最近の定年間近の方々はとても健康的で知的探求心を絶やさない方も多いのですが、絶対数が増えることはありません。  しかも、人材不足の中での採用難の時代です。IT業界は2010年ごろから「3K職場」と言われることも多くなりました。長時間勤務を強いられ、体力的にも精神的にも疲弊しているというイメージを持たれています。昨今の働き方改革でかなり変化していると思いますが、新卒社員のIT業界へ就業意欲がそれほど高くないという調査結果もあり、劇的に改善する日は遠そうです。  現在のIT人材は絶対に確保し続けなければいけないことを考えると、シニア層には1日でも長く働いてもらい、若手も採用していかなければなりません。全方位の人材戦略をさらに強化し続ける必要を感じました。

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