大谷にホワイトソックスが早くも関心。移籍時期は来年オフ説が定着?!
「大谷は、MLB.COMの取材に『僕を獲得したチームが打者として望んでいるのであればそうするし、投手として望んでいるのならそうする』と答えている」という本人の考えを伝えた上で、「過去に日本から来た選手では、イチローと、松井秀喜がピークを過ぎて以来、それほどインパクトのある打者は来ていない。カブスは2008年に福留孝介と、4年契約を結んだが、2年目からは良くなかった。こういった理由から、何人かは大谷は、投手に集中するほうがよいと考えている」と投手専念案を主張。 しかし、「大谷が、本当に二刀流としてすばらしい選手で、ア・リーグのチームと契約したならば、それはとても興味深いものになる」と、地元のホワイトソックスの所属するDH制のあるア・リーグでは、二刀流もOKではないか、と可能性に含みを持たせた。 バッティングの良い投手として知られるマディソン・バムガーナー(ジャイアンツ)、ジェイク・アリエッタ(カブス)を例に出して、「バムガーナーやアリエッタは、もし、そう言われれば指名打者もできるだろう。しかし、2人とも、現時点ではナ・リーグにいる」とした。 この記事では、「ア・リーグのホワイトソックスも大谷に関心を持つだろう」という表現にとどまっているが、記事を書いたポール・サリバン記者は、大谷がア・リーグの球団と契約した場合に、日本ハムで、そうであるようにDHとしても起用されれば、非常におもしろいと考えているようだが、まだメジャー行きが決まったわけでもない選手に二刀流の是非論が全米メディアの中で湧き上がるのも異常な現象。もう大谷の存在は、日本の枠組だけではおさまりきれなくなっていることは確かだ。