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仏政府庁舎に大量の赤ペンキ、市民が政府のコロナ対応に抗議

配信

ロイター

 医療従事者に対する仏政府の対応が不十分だとして、市民グループが仏保健省庁舎の玄関に向けて赤いペンキを撒く抗議デモを行った。赤いペンキは新型コロナウイルス感染症で死亡した人々の「血」を表しているという。  真っ赤に染まっていくのは仏保健省の庁舎―。新型コロナウイルスを巡る政府の対応に不満を持つ人々が、犠牲者の血を象徴する赤いペンキを撒いて、政府に抗議した。  市民グループの代表者は、次のように話す。  「長年、医療従事者は人々に十分な治療を提供するだけのスタッフやベッド、医療機器が不足していると警告していた」  さらに団体は、庁舎の入り口前に「侮辱のメダル」を置いた。政府が医療従事者の懸念に耳を傾けていないことに対し「授与」したという。  「政府の手が血で赤く染まっていることを示すために行動を起こした。政府には大勢が亡くなったことに対する責任がある。政府は医療従事者に意味のないメダルを授与している。だから私たちも政府に侮辱のメダルを渡しに来た」  マクロン政権は、新型コロナへの対応を評価して公的医療機関の職員に約18万円のボーナスを支給すると決定。だが医療従事者の多くは、政府の対応が不十分だと感じている。今週パリで医療従事者が起こした抗議デモは、暴力沙汰に発展した。

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