ヤクルト・山田〝150人斬り〟 九回7号ソロ「良い角度でいってくれた」
(セ・リーグ、広島3-5ヤクルト、5回戦、ヤクルト4勝1敗、14日、マツダ)ヤクルト・山田が、4―3の九回先頭で勝利を大きく引き寄せる7号ソロ。島内の151キロの直球を捉え、左翼席最前列に運んだ。これで本塁打を放った投手は通算150人に到達。球団ではバレンティンと並ぶ最多となった。〝150人斬り〟を果たした主将は「先頭打者だったので、チャンスメークしようという気持ちで打席に入った。良い角度でいってくれた」と喜んだ。 ■データBOX ヤクルト・山田が九回に7号本塁打(球団歴代3位の通算255本)。広島・島内から初めて本塁打を放ち、本塁打を放った投手の人数が通算150人目となった。ヤクルトの選手で150人の投手から本塁打を奪ったのは、バレンティン(球団歴代2位の288本)と並ぶ最多人数(歴代最多は255人の西武・中村)。山田が最も多く放った投手は巨人・菅野、中日・大野雄、DeNA・石田の各7本。球団最多の304本塁打を放った池山隆寛は139人。