「ボーナスで手に入れたい一生モノ」2024年のウォッチシーンを象徴する“珠玉の5本”は？時計ジャーナリストがトレンドワードとともに徹底解説
2024年のトレンドワード1「シンプル＆スタンダード」
ロンジン マスターコレクション［Ref.L2.357.4.73.6］ ￥354,200 新たに加わった34㎜の小径モデル。潔いまでにシンプルなサンドブラストシルバー文字盤にエングレービングインデックス、ブルースチール針など、特徴的なディテールはそのまま。ケース径34mm、3気圧防水、自動巻き 磁気帯びしにくいシリコン製ひげゼンマイを採用したムーブメントを搭載。最大で約72時間のパワーリザーブを誇っている。 直接文字盤を彫り込んでアラビア数字インデックスを表現。伝統のブルースチール針もクラシックな印象をもたらす。 そのシンプルさゆえに、コーディネートを問わないのが魅力。にじみ出る高級感によって、装いを格上げするアクセントとして機能する。 「多機能なスマートウォッチにはない時計の魅力。それは『素朴なメカメカしさ』。複雑時計も素晴らしいけれど、機能も造りもシンプルな機械式モデルはどんな風に動いているかが見てすぐにわかります。だからこそ、ホッとする。今年はそんな素朴なシンプルウォッチのよさが改めて見直された年。この新作も、まさにそんな時計です」（渋谷さん）
2024年のトレンドワード2「クラシック回帰」
ボーム＆メルシエ クリフトン 10756 ￥715,000 ムーンフェイズとデイト表示を備えたクラシックなモデル。5日間のパワーリザーブを備えた自社製ボーマティックムーブメントを搭載。アリゲーターストラップはインターチェンジャブル。ケース径39mm、5気圧防水、自動巻き 美しいケースやグラデーションがかったダイヤルは、チラリと覗くだけで好印象を与えるもの。高級時計ブランドならではの風格に満ちている。 端正なブルーグラデーションラッカー仕上げのダイヤル。針やインデックスには光沢感を高めるロジウム加工が施され、洗練を極めている。 「端正なクラシックウォッチへの注目が高まる今を象徴する一本。39㎜という絶妙なサイズに加えて、ラッカーでグ ラデーション仕上げを施したダイヤルやムーンフェイズの魅力も深い。シャツやニットの袖口からちらりと見える姿を楽しみましょう」（篠田さん）
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