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”道場破り”などリアルに走るYouTuber、撃退も気をつかう格闘技ジム

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イーファイト

 昨今、様々なYouTuberが出現し、道場破り企画も度々見かける。  先週にはK-1選手の堀井翼が空手家の福地勇人(白蓮会館)の道場へ道場破りを行なったが、これはトップ格闘家同士の技術交流とも言える。  しかし、先週末には自称「格闘技素人」の和田犬(ワダケン)というYouTuberが道場破り企画を実施、彼のYouTubeを見ると「素人がガチで格闘家と戦ったらどうなるのか」と語る。やらせなしのリアルな企画にこだわるのだと言う。 【フォト】試合後に苦しい表情で倒れ込み介抱されるYouTuber  結果、何度もボディを効かされてダウン、病院に行ったら肋骨にヒビが入っていたと本人、いくらアクセス数を上げ収益になるといっても無謀というしかない。  この企画を受けたジムは彼の地元の東京・立川周辺にある『キングダムエルガイツ』。YouTubeを見ると、元UFC王者のダン・スバーンに勝利した唯一の日本人、入江秀忠がいるということで和田犬が見つけ、電話し申し込んでいる。  入江が電話に出ると「突然ですが、YouTubeで道場破りの企画をしています。行っていいですか?」と聞き、入江は「そう言うのは、朝倉未来(みくる)のところに行けばいいじゃん!」と一度は断ったものの、根性を認め承諾。  このYouTubeを見て入江に電話し確認すると、「本当に突然電話があったんですよ。ビックリしました。でもボクシング歴1年あると聞いたので、実際に動きを一通り見て判断し、うちの入門1年の選手がいたので彼と戦わせました。念のため、彼とは何があっても保証はしないという約束を交わしました。最初は私とやりたいといってましたけど、パンチの筋は良かったけど流石に受けるほどのレベルでは無かったです。できるだけ怪我のないように気を使いました」という。  戦ったのは7月17日の午後、入江が和田犬に用意したその相手は、新競技「タイヤファイト」の-60キロ王者・佐藤健だった。タイヤファイトとは入江が考案したタイヤに足を突っ込んで殴り合う競技だ。  試合は3分1ラウンドのみ。ルールは相手のことを考え手技のみのボクシングルールに。お互いボクシンググローブをはめてリングイン、入江はレフェリーに。試合開始の合図でこの一戦が始まった。  和田犬はボクシングの経験を生かし開始と共にアグレッシブにパンチを連打。それをスエー、ダッキング、ウェービングで華麗に交わす佐藤。経験者だけあって筋のいいパンチを連打する和田犬、和田犬のパンチが佐藤の頬をかすめると、佐藤にスイッチが入ったか強烈な左ボディブローを決め和田犬は前のめりに倒れる。  和田犬はパンチはいいが、練習不足なのか、打たれ弱さが露呈された。なんとか意地で立ち上がったが、再び左レバーブローでダウン、右ストレートでもダウンを奪われたが最後まで立ち続けた。試合終了と同時に和田犬は大の字で倒れこんだ。  しばらく看病していた入江は「ホント、よく挑戦したよ。楽しかった?」と優しく声をかけると、和田犬は「はい、最高でした…」と呼応、入江の力を借りて立ち上がり、和田犬と佐藤はしっかり握手を交わした。  和田犬は「道場破り企画はこの一回で終わり」と苦しかったこの企画を語る。入江の評価としては、目(動体視力)、運動神経の良さに加えて勝負度胸も備わってると和田犬を評価、キングダムエルガイツが9月に予定している毎年恒例の立川格闘技フェスタに参加のオファーも考えている意向を示した。  和田犬はこれを機会に『キングダムエルガイツ』に入門を考えていると言う。とは言え、今回はジムの安全への考慮もあったが、リアルに走りがちなYouTuberの方々には、くれぐれも身体には気をつけてほしいところだ。

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