【パタゴニア】中綿入り防水ジャケットからフリースの名品「レトロX」まで。大人が選ぶべき冬アウター4選
冬本番直前。今年だけでなく、これから先何年も着られるアウターを探しているなら、ぜひパタゴニアをチェックしてほしい。環境に配慮しながらもハイクオリティな製品をつくり、アフターケアも万全だ。パタゴニア初心者にもおすすめの新作とベストセラーを紹介しよう。 【写真】パタゴニア|大人が選ぶべき冬アウター4選のカラーバリエーションをもっと見る
メンズ・ウインドシャドー・ジャケット
「2024年秋冬の新製品として登場したメンズ・ウインドシャドー・ジャケット。防水シェルでありながら、中綿入りで『防水性・防風性・保温性』と三拍子そろった一着です。重厚になり過ぎないように中綿の量をほどよく引き算して、暖冬傾向の気候に合うアウターに仕上げています。着丈は長すぎず、身幅にゆとりを持たせているから、インナーを重ね着しても窮屈感はありません。トレンドに左右されないシンプルなデザインは、どんなコーディネートにもなじんでくれます」(パタゴニア日本支社 マーチャンダイジング部 中村 廉さん)
メンズ・イスマス・パーカ
「決して派手さはありませんが、10年以上パタゴニアの冬の定番アウターとして君臨し続けている実力者。特徴的なフラップポケットのデザインには、1960'sのオールドアウトドア&ミリタリーのテイストを感じます。ベーシックなデザインだから、カジュアルなスタイリングだけではなく、ビジネスユースとしての評価も非常に高く、着るシーンを問わないのが長く愛されているヒミツ。欠点を探しても見当たらず、長年にわたってトップセラーというのも納得です」(中村)
メンズ・リツール・ジャケット
「リツール・ジャケットには、パタゴニアが2000年代にテクニカルフリースとして採用していたハイパイル・フリースと同様の素材が使われています。軽量ですが保温性抜群で、通気性も確保されているという優れモノ。アウトドアなどでのテクニカルユースにも自信を持って提案できる存在です。パタゴニアの社員はもちろん、コアなパタゴニアファンからの支持率が高いことからも、その実力がわかると思います」(中村)
メンズ・クラシック・レトロX・ジャケット
「1993年当時、パタゴニアが開発したレトロXは革新的な存在でした。フリースにとって最大の弱点である『風』の侵入を防ぐため裏地には防風性バリヤーが採用され、保温性と防風性を両立したフリースジャケットがこの世に誕生しました。それから30年以上経った今でもパタゴニアのアイコンとして存在し、アウトドアブランドはもちろんのこと、多くのファッションブランドにも影響を与え、今日のフリースウェアの定番デザインを確立させたオリジンと言えます」(中村)