自身のマスク着脱「場面に応じて適切に判断」岸田首相会見2月24日(全文2)
総理は3月13日をもってマスクを外すのか
記者:TBSの川西と申します。国民生活に関連して、マスクについてお伺いしたいんですけども。政府は3月13日をもってマスク着用を個人の判断に委ねるということにされていますが、各社世論調査など見ておりますと、外すことにやっぱり慎重な声が、現在、上回っております。 なかなかコロナ前の日常生活を取り戻すにはまだハードルが高いのかなというふうに見受けられますが、政府としてさらなるメッセージ、出すつもりはお考えでしょうか。また、総理ご自身、13日をもってマスクを外されるんでしょうか。お願いします。 岸田:マスクについては、2月10日の日に政府対策本部決定を行い、専門家の意見も踏まえてマスクの取り扱いについて、3月13日から見直すこととして、現在の屋外では原則不要としている取り扱いを改めて、行政が一律にルールとして求めるのではなく、個人の主体的な選択を尊重し、マスクの着用は個人の判断に委ねることを基本とすること。さらには、政府は各個人のマスク着用の判断に資するよう、感染防止対策として、マスクの着用が効果的である場面などを示し、一定の場合にマスクの着用を奨励すること、このようにいたしました。個々の方々の着脱の判断、これは強制するものではなく、また、通勤ラッシュ時や高齢者施設を訪問するときなど、高齢者等、重症化リスクの高い方への感染を防ぐために、必要なときには引き続きマスクの着用をお願いすることとしております。 政府としては、こうした取り扱いについて、分かりやすいリーフレットを作成し、地方自治体、あるいは業界を通じた周知をお願いしているほか、国民の皆さまにもウェブサイトやSNSを通じて広報を行っているところです。今後ともテレビCMやさまざまなツールを使って、政府広報を行っていきたいと思っておりますが、私自身マスク外すのかという質問につきましては、私自身はまさに個人の主体的な選択という基本的な考え方に基づき、場面場面に応じて適切に判断していくということだと思っております。 基本的にはマスク着脱が奨励される場面などを除き、マスクを外して過ごす機会が増えることになると考えています。 司会:では、七尾さん。