ダイアナ妃が「人生で最も幸せな時」をともに過ごした友人たち
11月15日からスタートしたNetflix人気ドラマ『ザ・クラウン』シーズン4では、数話にわたって1980年に本格化したチャールズ皇太子とダイアナ妃の関係にかなりフォーカスしている。『おとぎ話』と題されたエピソード3では、ダイアナ妃がバルモラルを初めて訪れてロイヤルファミリー、特に父フィリップ王配のお墨付きを得た直後を取り上げている。うまくいったことを受け、チャールズとダイアナの関係はより真剣なものとなり、彼女はパパラッチの注目を集めるようになった。ドラマでも描かれているように、当時ダイアナ妃は3人のフラットメイトとロンドンに住んでいた。 【写真】祖母はエリザベス女王の母の女官…今まで知らなかったダイアナ妃に関する30のこと アンドリュー・モートン著の伝記『Diana: Her True Story - In Her Own Words』では、ダイアナ妃はこのアパートに住んでいた頃が人生で一番楽しい時代だったと書いている。そこで、ダイアナ妃が結婚前にロンドンで暮らした日々と、当時一緒に住んでいた友人たちについてまとめてみた。
ダイアナ妃はロンドンのどこに住んでいた?
1979年夏、18歳のダイアナ妃はロンドン市内の高級なケンジントン地区にある3ベッドルームのアパートに引っ越した。当時不動産会社に勤務していた姉サラ・スペンサーが妹のために確保し、ダイアナ妃の両親が購入した物件だった。 『ザ・クラウン』では、エリザベス女王がそのフラットをアールズコート界隈にあると知ると、マーガレット王女が「売春婦とオーストラリア人。そういう人たちがアールズコートに住んでいるのじゃなかったかしら?」と尊大な口調で言い放つ。そうしたイメージが昔からあったとはいえ、そのフラットと界隈は非常に高級だった。 モートンの伝記によると、そのフラットで過ごした日々は「若く無邪気で単純で、何より楽しく、大笑いしていた」とダイアナ妃は語ったという。
ダイアナ妃のルームメイトは誰?
ダイアナ妃の学生時代の親友キャロリン・バーソロミューが1979年7月に引っ越してきて、さらにもう2人、学生時代の友人ソフィー・キンボールとフィリッパ・コーカーが加わった。しかし、『ザ・クラウン』で描かれているのはこの4人組ではない。 フラットに引っ越してから1年後に、チャールズ皇太子とダイアナ妃は再び連絡を取るようになり、交際が始まった。この頃にはルームメイトの状況に少し変化があった。ダイアナ妃とキャロリンは一緒に住んでいたが、アン・ボルトンとヴァージニア・ピットマンが新たなルームメイトに。シーズン4のエピソード3で描かれているのは、この3人の友人たちだ。