ドジャースがWS制覇 地元LAでも日本でもファン歓喜
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【10月31日 AFP】日本球界のスーパースター大谷翔平(Shohei Ohtani)がロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)の一員としてワールドシリーズ制覇を果たし、ファンの「夢と希望がかなった」と都内のスポーツバーでは歓喜の声が上がった。また、ドジャースの本拠地、米ロサンゼルスのファンからも喜びの声が上がった。 ドジャースはニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)との熱戦を7‐6の逆転勝利で飾ってシリーズ戦績を4勝1敗とし、大谷はチーム加入1年目にして優勝を果たした。 渋谷のスポーツバーでAFPの取材に答えた34歳の男性は、大谷を「日本人の夢と希望をかなえてくれる。大きな存在」と語った。今季の大谷は不可能と思われていた1シーズン50本塁打・50盗塁を達成しているが、男性は、大谷が来季も「誰も想像ができないような記録」を打ち立てるのではないかと期待を寄せた。 このスポーツバーには、大谷のそっくりさんタレントとして活動する井手口佳暉(Yoshiki Ideguchi)さんも来場。海外からの観光客を含む約60人が集まる中、大谷がスクリーンに映るたびにバットを持ってポーズを取り人気を集めた。 ドジャースが最後のアウト取ってワールドシリーズを制すると、店内は大騒ぎに。井手口さんは「自分が勝ったんじゃないか」と思うほどうれしいと喜んだ。 また、ドジャースの本拠地であるロサンゼルスでは、大勢のファンが街に繰り出し、花火も打ち上げられるなどして、お祭り騒ぎとなった。 友人と一緒に試合を見たという日系米国人の女性は「大谷選手やチームが優勝するの見てすごく興奮した。誇りに思う」と話した。(c)AFPBB News