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ノースフェイスの女性向け店舗「マーチ」 日常着を充実、マタニティーウエアも

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NIKKEI STYLE

連載《Hot Zone》

 スポーツウエア大手のゴールドウインは6月、「ザ・ノース・フェイス マーチ ニュウマン横浜」(横浜市)を出店した。ザ・ノース・フェイスの女性向け店舗は東京・原宿に続く2店舗目となる。渡辺貴生社長は「ザ・ノース・フェイスの女性客比率を5年で25%から50%に倍に増やす」との目標を掲げ、同店はその足がかりとなる。

■家族でアウトドアを楽しんでもらうきっかけ作りに

 新店は、JR横浜駅から徒歩数分にあるニュウマン横浜の4階で、店舗スタッフは9人全員が女性だ。  女性客をターゲットとした店舗は、2011年3月にオープンした「ザ・ノース・フェイス マーチ 原宿店」に続く2店目。売り場面積は約140平方メートルと原宿店より狭いが、平日の昼間から子連れ夫婦や妊婦らでにぎわう。商品を購入するのは、30~40代の女性が多いという。  店頭で目に付くのは、軽量で速乾性のあるTシャツや、はっ水加工が施された上着など。登山やキャンプ用の本格的なアウトドアグッズよりも、前面に陳列されている。アウトドア初心者に顧客のすそ野を広げようと、日常着の品ぞろえを充実させたためだ。  産前産後に使えるマタニティーウエアも扱う。妊娠中でも、簡単なアウトドア体験を楽しんでほしいとのメッセージを発信するとともに、家族でアウトドアを楽しんでもらうきっかけ作りも狙う。  機能的なスポーツウエアを日常的に着る流れは、男性を中心に広がっているが、女性には十分に浸透していない。そこで女性が日常的に着用できる品ぞろえを前面に打ち出すことで、アウトドアになじみが薄い層を取り込もうとしている。  接客でも、アウトドア初心者が相談しやすい雰囲気を心がける。アウトドアグッズの高い機能性を日常着でまず実感してもらい、そのうえでキャンプやハイキングなどにも関心を持ってもらうことを期待している。岡崎奈央美店長は「関心を持ってもらえれば、アウトドア商品もぜひ紹介したい」と語る。  素材や機能にこだわったアウトドアグッズのなかには、洗濯の仕方などメンテナンスにもコツがいる商品もある。岡崎店長は「メンテナンスの相談も気軽にしてほしい。相談を通じてリピーターになってもらえれば」と語っていた。 (片山志乃) [日経MJ 2020年8月5日付]

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