【漫画】たった4コマで3人の偉人がつながる! 作者の連想に「勢いがすごい」
連想ゲームの要領で生み出される楽しい4コマ
「コロコロコミック」公式Twitterでの連載などを手掛け、マンガ教室の先生としても活躍している漫画家のひこちゃんさん(@YOTUGINOKO)が、『4コマで3人一気に学べる偉人伝』を公開しました。たった4コマのなかに、3人の“偉人”が登場する作品です。 【マンガ】オチには日本の偉人が登場 本編を読む 作中で描かれているのは、アイザック・ニュートンとウィリアム・テルと毛利元成。ほとんど接点がなさそうな3人をつなげた4コマは大きな反響を呼び、「リンゴ1つで偉人がこんなにも」「情報量が多いw」「全然“偉人伝”を学べてない気もします」「躍動感が好き」など、多くの感想が集まっています。 作者のひこちゃんさんに、お話を聞きました。 ーー『4コマで3人一気に学べる偉人伝』のネタは、どのように生まれたのでしょうか? 東京スカイツリーを見ながら散歩していた時に、まずリンゴが落ちる瞬間を目にしているニュートンの映像が浮かびました。それを、リンゴが落ちる間もなく横から矢で射抜かれたら面白いなと。矢ならウィリアム・テルだ……という感じで、綿密に計算しながら作り上げていきました。 そう……連想ゲームです。私の作品は、ほぼそのやり口で作られています。子供の頃、実家に毛利元就の3本の矢を題材にした掛け軸が飾ってあって、それがすごく印象的で。そのおかげで最後のオチに結び付いたと思います。実家の掛け軸に感謝です。 ーー今回の作品で登場した3人のほかに、マンガで描いてみたい偉人はいますか? リンゴつながりでアダムとイブ。あと小林一茶を描いてみたいですね。お茶で何かできそうな予感がしています。お茶に何かしら関係のある偉人を誰か教えてほしいです。中国茶や紅茶でもいいので。 ーー作品に対する読者からの反応では、どのような声が特に印象に残りましたか? 皆さん、ほんとに造詣が深くて。ウィリアム・テルはクロスボウの名手として描かれていたり、弓の達人に描かれていたりとさまざまなのですが、私はクロスボウを採用しました。作品のなかでクロスボウの矢に羽の付いた弓矢用の矢が使われてるのがおかしいと指摘されてる方がいて「ほんとだー!」ってめちゃくちゃ動揺しました。