Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

【千葉高校野球】銚子商・宮内「何としても勝ちたかった」 宿敵成田を撃破 <第8日>

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
千葉日報オンライン

 マウンドの宮内陸は雄たけびが止まらない。銚子商が同地区の宿敵を撃破し、地区決勝へ名乗りを上げた。長年繰り返してきた伝統校同士の一戦。155球で完投のエースは「成田には何としても勝ちたかった」。心地よい疲労感を感じながら、大粒の汗を拭った。  昨秋は0―2で完敗。全員3年生がベンチ入りする銚子商の方が、気迫で上回った。エースは前戦93球を投じていたが、140キロ前後の速球にカットボールを織り交ぜ10奪三振。追い付かれても、猛暑で足がつりだしても懸命に腕を振った。「みんなの思いに応えたかった。ここで抑えなきゃ銚子商業のエースじゃないと思った」  六、八回と満塁で成田の強打者、古谷将也を迎えたが、中飛、空振り三振にそれぞれ仕留め絶叫。苦しみながらも立ち続ける右腕の姿に、4番の常世田翔太は「絶対に助けたかった」。八回裏の打席、右腕を掲げ、打った瞬間に柵を越えると分かった。匝瑳シニアでも仲間だった親友が、貴重な追加点を豪快2ランでもたらした。  「みんな地元で甲子園を目指し集まったメンバー。自分たちが千葉で一番と証明したい」と常世田。涙を重ねてきた名門の勢いは、最高潮だ。

◆試合結果

 ▽4回戦(成田大谷津) 成田 000103002―6 00040202×―8 銚子商 (成)石田、片岡、斉藤、松本―古谷 (銚)宮内陸―加瀬泰 ▽本塁打 松本、坂本(以上成)常世田(銚) ▽二塁打 坂本(成)常世田2、加瀬泰、加瀬悠(以上銚)  【評】銚子商が粘り勝ち。六回に相手失策とボークで勝ち越し、八回に常世田が右翼へ2ラン。宮内陸は完投。成田は12安打で、九回に2死から坂本の2ランで迫った。

【関連記事】