寒気のピーク“遮られる世界” 酸ケ湯で積雪130cm超に
■なぜ大荒れの天気に?
なぜ、各地で大荒れの天気となったのでしょうか。列島付近は西高東低の冬型の気圧配置が強まり、寒気がピークを迎えました。大荒れの天気は、12日まで続く見込みです。 豪雪地帯として知られる山形県・肘折温泉。1200年の歴史を持つ湯治場にも、雪がしんしんと降り注ぎます。 優心の宿 観月 柿崎邦彦代表取締役 「まだ積もってないですけど、これから降り積もるにしたがって1メートル、2メートルくらいまでは」 まだ雪はちらほらですが、雪が積もれば肘折温泉でも珍しい露天雪見風呂に。ただ、注意も必要です。 柿崎代表取締役 「露天風呂入って首までは温かいんですけど。ここが寒いんで、髪が凍ったり」 24時間で40センチを超えるドカ雪になると割引が行われるなど、豪雪を逆手にとったサービスも始まります。 柿崎代表取締役 「『今年もやるんですか』とか、結構問い合わせきますね。逆に雪がどれくらいすごいだろうとか、興味を持ってもらったり。雪が降らない地域の人にも肘折温泉の名前を知ってもらえてうれしい。去年、雪を楽しみに早くから予約をもらっていたが、雪が少ない降らないということでキャンセルが続いて。除雪は大変なんですけど、私は降ってもらったほうがいい」 寒くなればなるほど、恋しくなるのがラーメンです。最上地方名物のトリモツを使ったラーメンなど、温泉地は暖かい郷土料理で、師走の観光客を迎えます。 田舎家 鈴木隆雄店主 「雪を見に来る人もいらっしゃるので。雪をみて、ここの素晴らしい温泉に入って、保養して心を癒されて帰る人がいらっしゃるので大変ありがたい」
テレビ朝日