大阪府・吉村知事が定例会見1月20日(全文4完)600人台続くとかなり厳しいと思う
数字を示すのは難しいのか
朝日新聞:病床数の確保の話もあるんですけども、知事ご自身も重症病床に関してはもう増やすのは難しいと。軽症、中等症に関しても、200床の上積みもかなり大変だっていうお話をされていると思います。そういう中で、もちろんシミュレーションよりは下がっていますけども、府民の方に、だいたいこれぐらいの感染者になればきちんと医療体制を崩壊させずに回していけるというような数字は示されてもいいのかなと思うんですけども、そこはなかなか現状難しいという感じでしょうか。 吉村:やはり1つ目標としたいのは、医療従事者の皆さんからいえばまだまだと言われるかもしれませんが、1つ、やっぱり目標としたいのは、1日当たりの平均がだいたい313人を下回るような数字、つまりステージ3の数字ですね。今は500~600人の方が陽性ですけど、なんとかこの300、平均して、曜日によっては上がったり下がったりするんですけど、平たくしたときに300人以下ぐらいになるようであれば、病床としては回していける、対応していけるんじゃないかと思っていますが、600人台がずっと続くとかなり厳しいだろうなというふうには思います。 600人の内訳も、高齢者に伝播したら難しくなってくるので、実はちょっと年齢もすごい大切なんですけど、一概には言えないんですけど、いろんな、だからそこから逆算して、重症化率とかはある程度僕らも分析できますから、逆算して考えたときは、600人が推移し続けるとかなり厳しいことになるから、なんとか早い段階でこの300人台に落としていけないかと、300人以下に落としていけないかっていうのが、1つの目標として持ちつつ病床のほうも拡大していきたいというところです。 でも、やっぱり感染が急拡大したらもういくら病床を確保しても無理なので、やっぱり感染の急拡大を防ぐっていうのがものすごく重要じゃないかというふうに思っていますが、そこに本当にご協力をお願いしたいと思います。 朝日新聞:ありがとうございます。 司会:次のご質問、ありますか。