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「メジャーに最も近い男」悔いなし甲子園初采配 高校野球でも貫く攻撃的スタイル

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西日本スポーツ

 ◆2020年甲子園高校野球交流大会 加藤学園3ー1鹿児島城西(12日、甲子園)  プロ野球のダイエー(現ソフトバンク)、西武などで活躍した鹿児島城西の佐々木監督はかつて走攻守の3拍子がそろった外野手で「日本人野手でメジャーに最も近い男」とも称された。その男が情熱を注ぎ込んでつくり上げたチームは、現役時代の攻撃的なプレースタイルが乗り移ったかのようだった。 【一覧】甲子園交流試合 全試合の組み合わせと試合時間  送りバントなしは「普段から」。相手を上回る9安打も、得点は九回の1点止まりの惜敗だった。それでも「3年生が最後に何とか1点取った。良かった」。甲子園初采配で白星はつかめなくとも、心地よい満足感に包まれていた。  現役時代に阪神でもプレー。見慣れたはずの甲子園だが、今回グラウンドに足を踏み入れた瞬間に「ぞくっとした。これが高校野球かと」。プロ通算1599安打。ソフトバンク3軍や社会人でも監督を務めた男が、鹿児島城西の監督に就任したのは2年前だった。「(甲子園に行けるのは)この夏か来春のイメージだったが、タイミング的には1季早かった」と今春の選抜大会切符をつかむも、春夏とも甲子園は中止。今回が高校の指揮官として甲子園初采配ながら、選手でも指導者でもキャリアは十分。動じることなど全くない。  一回無死一塁で強攻。1死一塁では、4番八方にカウント3ボールで「打て」のサインを出した。鋭い打球は遊ゴロ併殺となったが「ヒットになっていれば、試合は変わっていた」と悔いは一切ない。「勝って学ぶ。負けて学ぶ。甲子園に出るだけが全てではなく、目標は個人個人で違う。僕は甲子園で優勝。いばらの道だとは思いますが」。聖地“再訪”を誓った。(喜瀬雅則)

西日本スポーツ

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