高木美帆、W杯通算33勝目 1000mも開幕2連勝で日本勢最多にあと1
◆スピードスケート◇W杯第2戦 第2日(30日、北京) 女子1000メートルで22年北京五輪金メダルの高木美帆(TOKIOインカラミ)が1分14秒62で優勝した。29日の1500メートルと2冠で、両種目とも開幕2連勝とした。 高木はこれで個人種目のW杯通算勝利数を33に伸ばした。日本勢最多34勝の清水宏保、小平奈緒にあと1勝と迫り、今季中の記録更新が見えてきた。今季は例年、年内に4戦が行われているW杯が前半戦は2戦のみと変則日程。「外国人勢もここから絶対に上がってくる。シーズン後半の方がレースが多いので、そのバランスも持ちながら、私もさらにギアを上げていきたい」と位置付ける後半戦は来年1月下旬の第3戦(カナダ・カルガリー)から始まる。
報知新聞社