【台風情報】24時間以内に台風20号発生へ 気象庁が5日先までの進路予想を発表 週末以降に日本列島へ北上・接近のおそれも 気象庁&欧米の海外予報機関 5日後より先の進路予想比較【31日までの雨・風シミュレーション】
10月28日(月)21時のアンサンブル予報結果をみると、気象庁に比べると台風20号とみられる熱帯じょう乱を北上させるデータは少なくなっています。一方で別の熱帯じょう乱が日本の南東の海上に予想しているデータも複数存在しています。 【画像を確認】秋雨前線の影響や台風接近も 30日までの雨・風シミュレーション ■ヨーロッパ予想では沖縄周辺や本州を直撃させる予想データも ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF) ヨーロッパ中期予報センターでは、予想時刻までの48時間以内に、風速17m/s以上の熱帯低気圧が300km以内のエリアに入る確率を示した予想データを発表しています。その結果を見てみましょう。 22日の確率をみると、フィリピンの東の海上に、確率が非常に高いエリアが現れます。これが台風20号になる予想の熱帯低気圧とみられます。 その後の予想を見ると、台風20号の東側にやや確率が高くなっているエリアがあります。これがアメリカモデルが予想している別の熱帯低気圧ができる可能性を示しているのかもしれません。 台風20号は南西諸島または台湾方面へと北上したあとは、進路を北東寄りに変えて、東シナ海を進み西日本方面へと進む可能性を示唆しています。気象庁と比べると北上のタイミングは遅くなっています。 ヨーロッパのアンサンブル予報における10月29日21時の予想図です。アメリカの予報に比べると、台風または熱帯低気圧を北上させるデータが多くなっています。気象庁と比べるとややタイミングは遅いですが本州付近に接近または直撃を予想するデータもあります。 【画像を確認】秋雨前線の影響や台風接近も 30日までの雨・風シミュレーション ※台風の最新情報については気象庁発表する台風情報をご確認ください。 ■台風20号になれば10月2個目の台風に 平年なら10月に3個以上発生 平年の値でみると、台風シーズンのピークは8月から9月ですが、10月でも発生個数は7月と同じくらいの個数があります。10月の平均発生個数は3.4個で、日本列島に接近する個数は1.7個となっています。
【画像を確認】秋雨前線の影響や台風接近も 30日までの雨・風シミュレーション
中国放送