吉川衆院議員に自民支部がまた辞職勧告 地元の〝レッドカード〟3つ目
18歳の女子大生に飲酒させたなどと報じられ、自民党を離党した吉川赳衆院議員=比例東海=を巡り、地元・静岡県の同党三島市支部は21日、議員辞職を勧告する上申書を同党県連に提出した。地元の〝レッドカード〟は県連、富士市富士支部に続き3つ目。ただ10日に党本部が離党届を受理済みで、吉川氏本人は党を離れたのみで支援者にすら説明しない状況が続いている。 【写真】18歳女性と、夕食、会話、ホテルでの時間を共にした吉川毅赳議員 三島市支部は上申書で「比例復活で自民党の票で当選した議員が離党したら、辞職が当然だとの声も多い」と支援者らの声を代弁した。 22日公示の参院選への影響について県連の良知淳行幹事長は、地元支部に苦情が多数入っている状況のなかで「こちらから(お願いの)電話をかけづらい。非常に厳しい」と話し、「いろいろなところに課題が出てしまい、悔しい」と唇をかむ。良知氏によると、21日午前時点で吉川氏と連絡が取れていないという。