【Bellator】堀口恭司が1回戦で姿を消したバンタム級ワールドGPの4強が決定も、本命ストッツが「最悪だ、お前はレッスルしただけ!」
2022年6月24日(日本時間25日)米国コネチカット州アンカスビル・モヒガンサン・アリーナにて「Bellator 282」が開催され、バンタム級ワールドGP準々決勝が行われた。 【写真】元王者アーチュレッタをTKOに下したストットとの対戦を決めたサバテーロは、中指を立てるも、跳ねのけられた 堀口恭司がまさかの1回戦で姿を消した「ワールド」GP。今大会では、ワイルドカードを勝ち上がった堀口と同門のATTダニー・サバテーロが、ピットブル兄弟のジムのレアンドロ・イーゴと対戦。 さらにワイルドカードを勝ち上がった元UFCのエンリケ・バルゾラと、前UFC世界王者ピョートル・ヤンと1勝1敗の強豪マゴメド・マゴメドフが対戦した。 ▼バンタム級ワールドGP準々決勝 5分5R 〇ダニー・サバテーロ(米国) [判定3-0] ※49-46×3 ×レアンドロ・イーゴ(ブラジル) ※サバテーロが準決勝進出、ラフェオン・ストッツと対戦へ ▼バンタム級ワールドGP準々決勝 5分5R 〇マゴメド・マゴメドフ(ロシア) [4R 1分27秒 ギロチンチョーク] ×エンリケ・バルゾラ(ペルー) ※マゴメドフが準決勝進出。パッチー・ミックスと対戦へ 先に行われたマゴメドフvs.バルゾラでは、バルゾラのテイクダウンに苦しめれたマゴメドフが、2R以降、打撃で攻勢に立ち、4Rに必殺のギロチンチョークで一本勝ち。 続けて行われたサバテーロvs.イーゴでは、場内のブーイングにも構わず、レスラーのサバテーロが柔術家のイーゴを5R 抑え込む塩漬けで判定勝ち。 勝利後のブーイングにも、希代のトラッシュトーカーのサバテーロは、「ここで汚い言葉を言うな、と言われているけど、クソも気にしないぜ。俺はアニマルだ。ブーイングするやつらはここに来てやってみろ!」と豪語。 そこに準決勝で対戦するストッツがケージインしてくると、「最悪だ。お前はレッスルしただけだ。俺と戦えるお前におめでとう」とマイクで皮肉った。 フェイスオフでは、中指を立てたサバテーロに、その手をストッツが払いのけ、小競り合いに。早くも火花を散らした。 また、元UFCのバルゾラからギロチンでタップを奪ったマゴメドフは、準決勝で堀口恭司を破ったパッチー・ミックスとの対戦が決定。 試合後、マゴメドフは、「3R後に捕らえられる、と言ったんだ。バルゾラが強いのは知っていた。(次の相手はパッチー・ミックスだが?)ミックスはとてもいいやつで、一緒に練習したこともあるし、早い段階では戦いたくなかったけど、戦うしかないね」と笑顔。 ケージインしたミックスは、「マゴメドフは好敵手で素晴らしい対戦相手だから、試合をするのが楽しみだね」とマイクで返答。 互いに向かい合ってのファイトポーズでは、マゴメドフが笑って逃げるポーズ後、2人はハグをかわしている。 これで、4強が出揃ったバンタム級ワールドGP、果たして最後の2人に残るのは、誰か。日本大会での試合も含め、注目の100万ドルトーナメントだ。