“筋肉界のカリスマ” 横川尚隆が語る、筋トレに没頭し過ぎた末路「とにかく体調を崩しやすい」
人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティ『しくじり先生 俺みたいになるな!!』の最新話が11日(金)21時30分よりABEMAにて配信された。 【写真】「頭に糖が回らず会話ができなくなる」と語る横川尚隆ほか番組カット【5点】 今回は“筋肉界のカリスマ”プロボディビルダー・横川尚隆が先生として登壇。筋肉を追い求めすぎたことでさまざまなしくじりを体験した横川が、「横川尚隆直伝!しくじりマッチョの作り方~筋肉を求めた先に起こる『3大地獄』~」と題し、“筋トレに沼りすぎて地獄を見ないための授業”を行った。 番組冒頭では、20代~50代の社会人で41%の人が筋トレをしているというデータを発表し、健康のために筋トレをする人が急増している中でも、「筋肉に没頭しすぎると予想外のしくじりを生んでしまう」と警鐘を鳴らし、自身も筋トレに没頭するあまり「体調不良の連続・彼女と破局・住む家がなくなり借金600万円」というしくじり状態に陥ってしまったと打ち明けた。 1つめの地獄について「とにかく体調を崩しやすい」と明かした横川は、“オープンウインドウ”という激しい運動をした直後一時的に免疫力が低下する現象によって、筋トレをやりすぎると免疫力が下がり体調不良になりやすいと説明。さらに横川は「365日タンクトップ、時々パンイチ」というマッチョタレントの悲しき宿命があるとし、「(タンクトップが)ユニフォームになっているのでこれで仕事をしないといけない」「ほぼ確実に毎回の収録で体調崩す」と打ち明けた。 次に2つめの地獄は“すぐお腹を壊す”ことだとし、「同じものを同じ時間に食べる無限ループ」という食生活を送っているため、「普段と違う高カロリーな食事をすると胃がびっくりしてすぐお腹を壊す」と明かした横川。また、ここでも「デカ盛り・大食いロケのオファーがくる」というマッチョタレントの宿命があるとし、「食べないと『マッチョなのに食わないんだ』って空気になっちゃうので、とにかく詰め込む、お腹下すのは覚悟して」と語った。 「それでもタレントの仕事はやりたいんですか?」と生徒から質問が飛ぶが、横川は「タレントの仕事好きで、すごく楽しい。仕事って感覚がない、遠足みたいな」と答え、まさかの答えに生徒たちは「小学生」「子どもすぎるって」と爆笑した。 そして、3つめの地獄は「糖質制限で頭に糖が回らずまともな会話ができない」というもの。「とくに大会に出る前は身体を絞るのでかなり糖質制限をする。極限の状態まで絞る。そうなると頭に糖が回らず会話ができなくなる」と語った横川。生徒役で出演した筋トレ芸人、お笑いコンビ・マヂカルラブリーの野田クリスタルも「感覚で言うと1週間徹夜してるときみたい」と共感した。 そこでお笑いコンビ・オードリーの若林正恭が「マッチョに特化したテレビの企画あるじゃん。ああいうときは見せるために絞る?」と質問すると、横川と野田さんは揃って「身体作っていきますね」と回答。「みんなボーッとしてる状態でロケ行ってるはず」と話す横川に続いて野田も「でもみんな程度が一緒なんで、逆に会話が成り立つ」と明かし、笑いを誘った。 また、大会前の極限状態なときに「この仕事が入ると地獄…」と、とある番組を挙げた横川。番組出演時の苦悩を明かしたが、どこかズレた発言を連発し、生徒たちからツッコミが飛び交った。 そのほか、「本当にキツかった」と振り返る過酷なロケや、大好きな二郎系ラーメンを食べに行く際の覚悟、“激辛大食いロケ”で起きた大惨事とその翌日に待ち受けていた悲劇などを告白。そんな横川が授業の最後に「筋肉に沼る前に覚えておいてほしい」と語った、筋トレにハマっている人へ贈る教訓にも注目だ。
ENTAME next編集部