米移籍専門サイトがメジャー挑戦濃厚の広島・鈴木誠也をFAリストの20位に格付け「5年約62億円」「移籍先候補8球団」と予想
また契約条件については、「1012万5000ドル(約11億4600万円)のポスティング費で、総額6512万5000ドル(約73億7400万円)となるだろう」と予想。 移籍先の有力候補として、「ジャイアンツ、ブレーブス、ブリュワーズといったチームは理論上適しているのは確かだが、優勝を狙うチームが鈴木をライトの先発に組み込むのは難しいだろう。鈴木は再建から先に進みリスクを取ろうとしている球団により適しているようで、マーリンズ、カブス、レンジャーズ、タイガース、ナショナルズに機会が開かれているかもしれない」と8球団をリストアップした。 また34位にはオプションを行使せずにマリナーズからFAとなった菊池雄星(30)を入れ、2年2000万ドル(約22億6500万円)の契約を予想。移籍先の有力候補として、記者3人全員がカブスの名前を挙げた。 記事は「30歳の左腕、菊池は今年の速球で平均95.2マイル(約153.2キロ)を残し、FA選手の中では、カルロス・ロドンに次いで2番目の数字となっている。7月1日のトロントでの素晴らしい先発の後、事態は好転していた。菊池は先発15試合で防御率3.18、奪三振率25.4%、四球率8.5%で彼は初めてオールスターに選ばれた。だが、菊池は6月12日以降は、速球で197の回転数を失った。おそらく(回転数が)擦り減った影響で、7月1日の後、球速も約1マイル(約1.6キロ)落とした。7月7日以降は、菊池は9回あたりで防御率6.22、奪三振率23.3%、四球率10.3%で1.7被本塁打を許している。シーズン終わりまでに彼はマリナーズの先発ローテーションから追い出された」と、今シーズンの投球内容を紹介。 チームと菊池の両者が持っていたオプションが破棄されたことにも触れ、「シアトルでの先発が保証されておらず、複数年の契約見込みが少なくともあることで、菊池の決断は理にかなっている」と評価。 移籍先候補として、「ブルージェイズ、タイガース、ツインズ、エンゼルス、レンジャーズ、メッツ、ナショナルズ、カブスやジャイアンツが候補となるかもしれない」と9球団をリストアップした。また記事は、上位50人から選外となった、その他の注目の17選手の名前をリストアップし、その中に昨年、ポスティング移籍を希望しながら巨人残留を選択した菅野智之(32)を加えている。鈴木の動向については日本シリーズ終了後に明らかにされる方向となっている。