巨人・山瀬が故郷石川でイベント 星稜同期バッテリーのヤクルト奧川との1軍初対決心待ち
日本プロ野球選手会が主催するイベント「応援しよう能登!スポーツフェスタ」が8日、石川県内各所で開催された。 七尾市内のイベントにはヤクルト・奥川恭伸投手、巨人・山瀬慎之介捕手、ロッテ・岩下大輝投手らが参加。午前、午後を合わせて約280人の小学生とゲームなどでふれ合った。 甚大な被害に見舞われた能登半島地震からまもなく1年。山瀬は笑顔満開で一緒にゲームなどを行い「子どもとふれ合うのは好き。地元が大好きなんで。石川県の子というのは特別な感情があります」と話した。 山瀬は奧川と地元・星稜の同期。バッテリーを組んでいた間柄だ。子どもたちからは奧川が一番人気で、ヤクルトのユニホーム姿が多く「(巨人のユニホームは)ヤクルトの10分の1だった。負けないように頑張る」と力を込めた。 そんな山瀬にとって奧川は「めちゃくちゃライバル。小さい頃からずっと比べられてきて、ずっと負けてきた。友達だけどライバル。負けたくない」 1軍での対決はまだ実現しておらず「そういう姿を見せられたら一番、地元の方に元気を与えられると思う。二人で頑張っていきたい」。2軍では抑えられているが「(奧川のことを)全部知っているので打てると思います。イメージ?初球をレフトスタンドに」と話し、その日が来るのを心待ちにしていた。