台風4号 きょう沖縄に最接近 4日(月)から5日(火)にかけて九州に接近のおそれ
沖縄地方と奄美地方では台風の接近に伴い、3日(日)にかけて高波に警戒し、沖縄地方と九州南部・奄美地方では4日(月)にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒や注意が必要だ。 台風4号は、2日(土)午前3時には、沖縄の南大東島の南およそ270キロにあって、1時間におよそ25キロの速さで北北西へ進んでいる。中心の気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルとなっている。
2日午前3時現在、大東島地方が風速15メートル以上の強風域に入りつつある。台風は発達しながら北西へ進み、2日昼前に大東島地方に、2日夜から3日明け方にかけて沖縄本島地方と奄美地方に最も接近し、その後は東シナ海を北上して、4日から5日にかけて九州に接近するおそれがある。
強風・高波
沖縄地方と奄美地方では3日(日)にかけて非常に強い風が吹き、海はうねりを伴って大しけとなる見込み。高波に警戒し、強風に注意が必要となる。また、台風が予想よりも発達した場合は暴風となるおそれもある。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒や注意が必要だ。また、沖縄地方では、落雷や竜巻などの激しい突風に注意し、発達した積乱雲の近づく兆しがある場には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。