新潟医療福祉大学『救急救命学科』の学生5人

マラソンをしていて心肺停止になった男性を救ったとして、大学生のグループに感謝状が贈られました。 【動画】新潟ハーフマラソン中に…心肺停止の男性救う 大学生5人に消防から感謝状【新潟】 新潟江南消防署で表彰を受けたのは、新潟医療福祉大学の学生5人です。 2024年3月の新潟ハーフマラソンで、心肺停止に陥った40代の男性ランナーに救命措置を施しました。 ■新潟医療福祉大学3年 中山結菜さん 「50m先くらいに突然人が倒れたのを目撃して、呼吸も意識もほぼない状態で、反応を確認していたら先輩たちが来てくれて一緒に助けた。」 5人は連携して、119番通報や心臓マッサージ・AEDによる心肺蘇生を迅速に行いました。 ■新潟医療福祉大学4年 桑山勇翔さん 「最初は戸惑ったが、実習中にやっていたことと同じような状況が起きていると気づいた。」 実はこの5人『救急救命学科』の学生で、ランナーのケガや体調不良に対応するためボランティアとしてマラソンに参加していました。 救急搬送された男性はその後、回復したそうです。 ■新潟医療福祉大学4年 牧野雄人さん 「これから救命士になる身として、1人の方を社会復帰まで助けることができたということをすごく誇らしく思うし、これからもいろいろな人を助けていきたい。」 救急救命士の卵たちが〝1人の命〟を救いました。