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ポップでキッチュな腕時計「スウォッチ」の魅力とは?──連載:わたしと腕時計

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GQ JAPAN

時計業界の常識にとらわれることなく、新たな“腕時計の楽しみ方”を探っていく連載シリーズ。第3回にご登場いただくのは、国内外の人気ブランドの企画、PR,ブランディングを手掛けるムロフィス代表、中室太輔(なかむろ たいすけ)さん。 【写真を見る】約50本の「スウォッチ」コレクションから、厳選された7本をチェック!

クラシックなスーツに、キッチュな時計を合わせる男

キャプテン サンシャイン、テアトラ、ザ・ノース・フェイスなど、世の服好きたちを魅了するこだわりのファッションブランドから本格スポーツブランドまで、ムロフィスは多彩なブランドのPRディレクションやブランディングを行っている。その代表である中室太輔さんは、セレクトショップがまだトレンド発信地としての地位を保っていた2000年頃、その最前線にいた名物プレスだ。取材等でお会いするときは大抵クラシックなスーツを粋に着こなす“髭男爵”なのだが、なぜかいつも手元にはポップでキッチュなスウォッチを合わせているのがとても気になっていた。「腕時計連載はじまったから理由を教えて」──そんな我々のリクエストに、「スウォッチのことを語ってもいいなら、ぜひ!」と、謎の快諾をしてくれたのだった……。

ところでスウォッチって?

まずスウォッチという時計ブランドについて、あまり知らないという人に説明しておきたいと思う。 スウォッチとは1983年、当時世界を席巻していた日本製クオーツ式時計に対抗すべく創業し、1980~90年代にかけて世界的かつ爆発的なブームを巻き起こした時計メーカーである。その創業者であるニコラス・G・ハイエックは、ブレゲやオメガなどを傘下にもつ世界最大の時計製造グループ、スウォッチ・グループを築き上げた。 なんといってもその魅力は、ポップでファッショナブルなデザイン性と、多くのモデルが1万円に満たない(当時)というカジュアルな価格設定。だからこそファッション感覚で身に付けることができて、ファッションの新作と同じように春夏、秋冬というカレンダーにしたがってリリースされていた。なかでも最初期にリリースされたうちの大人気モデルである「JELLY FISH」は、3原色の針と透明のケースや文字盤、ストラップを採用したエポックメイキングな名品。幼少の頃からファッションに興味を抱いていた中室少年の心を捉えたのも、この「JELLY FISH」なのだ。

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