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古都・鎌倉が馬糞まみれ 無免許乗馬クラブの住民トラブル

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NEWS ポストセブン

 神社仏閣が建ち並ぶ車道を馬が行く──。この「馬」のせいで古都・鎌倉が揺れている。

「馬の糞が住宅街の道端に放置されて悪臭を放っているんです。住宅地の裏山には桜の綺麗な名所があるのですが、糞だらけで景観が台無し。海岸に現われた馬が海の中で糞をし、泳いでいた客が迷惑を被ったという話も聞きました」(地元住民)  そうした事態が発生したのは、乗馬クラブ「ホースキャンプ湘南」が同県平塚市から移った今年1月以降のこと。同クラブは鎌倉駅から徒歩20分ほどの場所にあり、長谷寺、鎌倉大仏などの名所も近い。乗馬体験サービスを提供しており、市内の海岸や山道を乗馬しながら行く「ホーストレッキング」が売りだった。  それによって糞が垂れ流される事態が生まれてしまったのだった。この乗馬クラブが起こしたトラブルは糞だけでない。クラブの近隣住民はこう憤慨する。 「蹄でハイキングコースが荒れ、道沿いの土地所有者がクラブと言い争っていたこともありますし、馬の脱柵騒ぎもあった。  私たちが調べたところ、馬を飼育するには市の許可が必要で、乗馬クラブの営業には県の登録手続きが必要なのですが、どちらの許可も得ずに営業しているようです」  鎌倉市役所に問い合わせると、「馬を飼育するための許可を取られていない状態です。許可を取っていただくよう文書を2回出しました」とのこと。

 一方、乗馬クラブオーナーの高橋世波音(よはね)氏に聞くと、こう説明した。 「初めの頃、糞をそのままにしていたことは確かに反省しています。乗っている時は馬の尻が見えないものですから。  無許可と批判されますが、馬で道を歩いたり海岸を走ったりするのに許可は不要なんです。鎌倉は武士の街として栄え、道には馬が通っていた。皆様に馬を身近に感じてほしいという思いもあるのですが……」  現在は苦情を受けてホーストレッキングは休止中だが、“馬が合わない”状況は解決が見えない。 ※週刊ポスト2020年10月16・23日号

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