即席麺、上期は数量・金額とも2ケタ増 コロナで巣ごもり需要激増し袋麺が牽引
新型コロナの巣ごもり消費を受け、今上期(4-9月)の即席麺総需要は、数量ベースが前年比13.2%増(30億446万9000食)、金額(出荷額)ベース12.4%増(3140億9300万円)と量額とも二ケタ増となった。 総需要の内訳は、袋麺が数量ベース32.3%増(10億4877万5000食)、金額ベース35.6%増(796億5500万円)、カップ麺が数量ベース5.1%増(19億5569万4000食)、金額ベース6.3%増(2344億3700万円)。 袋麺が伸長著しいが、小中高校の休校、在宅勤務の増加などによる昼食需要の増加等を受け、保存性、バリューフォーマネーに勝る袋麺の再評価が進んだことによるもの。