「となりのトトロ」とまさかのコラボ。“ロエベのトトロ”の見所を
緊急事態が宣言される日常に“癒やし”を求める人は多いはず。昨年、スタジオジブリの作品がリバイバル上映としては異例のヒットを記録したことも、それを象徴する出来事といえる。 「私自身、自然と心が温まるようなものを求めるようになりました」と話すのは、ロエベのクリエイティブ ディレクター、ジョナサン・アンダーソン氏。 そんなロエベが、スタジオジブリ随一の癒やし系作品『となりのトトロ』とのコラボコレクションを作った。
『となりのトトロ』を筆頭に、『千と千尋の神隠し』や『もののけ姫』など、傑作を生み出してきたスタジオジブリ。 ロエベとの共通点は、クラフツマンシップを追求する姿勢だ。そんな両者の共演作がコチラ。
ロエベの人気シリーズ「ハンモック」に、ドンっとトトロが鎮座。まるで、映画のワンシーンがそのままバッグに投影されているようだ。 大胆なデザインながら不思議としっくりくる理由は、ロエベならではのレザー・マルケトリーという技法のおかげである。
最新のレーザー技術でカッティングされたレザーパーツを、熟練の職人たちが丁寧にはめ込みながらトトロの姿を表現。手仕事ならではの温かみのある仕上がりは、物語の雰囲気ともマッチしている。 さらに、あの“黒い生きもの”が主役のアイテムも登場する。そう、マックロクロスケである。
「マックロクロスケ出ておいで~、出ないと目玉をほじくるぞー!」。今にもサツキとメイのセリフが聞こえてきそうなバッグである。もちろんストーリーとは違い、マックロクロスケに触れてもススだらけにはならないのでご安心を。 素材にはクラシックカーフを採用し、滑らかな質感で仕上げている。
このほかTシャツやパーカ、ニットなど、ウェアのバリエーションも豊富。プリントやジャカードの編み込みなど、あらゆる技法でトトロの世界観を表現している。 想像以上に息が合ったロエベとトトロ。こんな癒やし系のロエベ、見ているだけでもほっこりしてしまう。 POW-DER=文
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