コロナ禍で迎えた2020年…異例の夏を振り返る【岡山】
8月31日で8月も終わりです。コロナ禍に連日続いた記録的な猛暑。異例ずくめとなった2020年の夏を振り返ります。 (まちの人は・・・) (60代女性)「どこも行っていないので1か月振りに外へでた」 (大学生)「レポートばっかり、1年生だが本当ならどんな大学生活だったのかな」 (大学生)「うらじゃや夏祭りがなくて寂しかった」 コロナ禍で迎えた2020年は異例の夏となりました。 本来ならば観光地はかき入れ時ですが、岡山県によりますと7月、後楽園などの備前エリアを訪れた人の数は、前の年の約半分に減ったほか全体でも2019年の同じ月の70.5%となりました。 イベントの中止も相次ぎ、夏の風物詩うらじゃは初の中止に。 県内全ての海水浴場で海開きが中止になるなど「寂しい夏」となりました。 お盆期間の混雑も2020年は様子が違いました。JR岡山駅を発着する新幹線の利用客数は前の年に比べて77%減り、過去最低となりました。 (高校生は) 「短い・・・」 子供たちにとっては「短い夏」でした。多くの学校は臨時休校による授業の遅れを取り戻すため夏休みを短縮。特に県立学校は9日間と、当初の予定から大幅に短くなりました。 影響は部活動にも・・・ 感染拡大の影響でインターハイや甲子園は中止に。 それでも7月から8月にかけて各競技で代替大会が開かれ3年生が「最後の夏」を戦いました。 (まちの人は・・・) 「暑かった」 「マスクが暑い」 また、2020年は猛暑の夏でもありました。高梁市が猛暑日の連続日数で日本最長を更新したほか、岡山市や高松市など岡山・香川の16地点で8月、猛暑日の最多記録を更新しました。 コロナ禍に記録的な猛暑と異例ずくめとなった2020年の夏。 まちの多くの人から聞かれたのはこんな声でした。 (まちの人は) (10代大学生)「早く静まって欲しい」 (60代会社員)「コロナが収まって早く元通りに」 (30代会社員)「海外旅行もいけず仕事も負担になって早く普通の生活に戻って欲しい」
岡山放送