Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

LINEから300億円の出資 コロナ禍で急成長「出前館」の次の一手は?

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
MBSニュース

今年に入っての新型コロナウイルスの感染拡大。様々な形で私たちの生活に影響を及ぼしている。「食」をめぐる生活様式の変化もそのひとつ。感染を恐れて外食を控える人は多く、逆にフードデリバリーを活用する人が増えている。 20年前に「出前」を事業化したその名も「出前館」。注文件数は飛躍的に伸びているが、それに対応する設備投資などで経営は赤字…。それならと無料通信アプリを運営するLINEから300億円の出資を受け、一気呵成に攻める。出前館を率いる中村利江会長にフードデリバリーの未来を聞いた。

コロナ禍で注文数も新規加盟店も急拡大

―――新型コロナウイルスの影響はいかがですか? 注文数では、去年と比べて1.5倍以上です。けれど、飲食店さんがいないと私たちの商売は成り立ちません。いかに飲食店さんに儲けてもらうかを一生懸命に考えています。おかげさまで、毎月500店舗ほどだった新規加盟店の数は、今年5月、月3000店舗以上に急増しました。 ―――新型コロナウイルスの感染対策は? 出前館は地域ごとに拠点があり、配達スタッフは必ず拠点に出社します。出社したときに検温・消毒・ユニフォームへの着替えをし、清潔な形で送り出します。この感染対策は、同業者と全く違うところです。基本的に私たちは配達スタッフを直接雇用しています。不測の事態に保険も設定して、安心して働いてもらう。だから、飲食店さんには「安心して私たちが出前します」と言える。

―――加盟店への説明会も積極的ですね。 新型コロナウイルスがきっかけで、飲食店さんはイートインからの業態転換を余儀なくされています。いまこそ、「出前という新しい業態を取り入れるチャンスです。そういう機会ですよ」とアピールを強めています。

昨年、創業20年 でも人で例えると中学生くらい?

昨年、創業20周年を迎えさせていただいて、社員と家族に感謝したい、と記念パーティーを開きました。さすがに感極まりまして、あいさつの時に何を言っているか分からなくなってしまって…。「社長、珍しいですね」と社員に冷やかされました。 ―――創業時、社員は何人でしたか? 数人ですね…。随分、大きく育ちましたが、まだ中学生くらいですね。まだまだ、成長していく時だと思っています。