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局アナから“eスポーツキャスター”に転身!「実況前には100時間やり込む」安定を捨てた男のゲーム愛

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テレ朝POST

日本初!局アナからeスポーツキャスターに転身した男

eスポーツを「競技」と、プレイヤーを「アスリート」と捉え、バーチャル空間で繰り広げられる熱き戦いを“リアル”に伝えるeスポーツニュース情報番組『ReAL eSports News』、通称『ReAL-e』(りあるいー)。 5月31日(日)の同番組は、特別企画として「eスポーツ実況」に焦点を当て座談会形式で放送された。 番組冒頭、メインキャスターの山里亮太が「パっと見、ものすごい調子がいい時の千鳥のノブ(笑)」と紹介したのは、局アナからフリーランスのeスポーツキャスターに転身した平岩康佑。現在、数々の大会の実況を担当し、eスポーツ界の最前線で活躍している。 1987年生まれ、東京都出身の平岩。その前職は、朝日放送のアナウンサーだ。 同局でプロ野球や高校野球などスポーツの実況中継を担当したのち、2018年に退職しフリーのキャスターに転身した。 日本初となる“局アナ出身”のeスポーツキャスターが誕生したきっかけは、海外でeスポーツの盛り上がりが増してきた3年ほど前にさかのぼる。当時の実況は動画配信者などが行っていたが、ゲーム業界から「そろそろ“しゃべりのプロ”が必要では?」と声があがったことだ。 当時からゲームが大好きだった平岩は、すぐさまeスポーツの試合を見学しに韓国を訪れる。そしてなんと、帰国翌日には上司に退社の意向を伝えたという。

初めてのゲームを実況する際は「事前に100時間やりこむ」

転身直後は「収入が10分の1に減ったこともある」という平岩。 山里が「アナウンサーという安定した職を失う怖さはなかったのか?」と尋ねると、平岩は次のように答える。 「他の誰かがeスポーツキャスターの一番手となり、“eスポーツキャスターといえばこの人”という座を奪われるほうが怖かった」 安定を捨てて飛び込んだeスポーツの世界だが、その現場は、ゲームが好きな人だけがいて、大好きなゲームが共通言語。「ゲームの話をしているときが一番幸せな瞬間」という平岩にとってそれは何よりの魅力であり、そこで毎日仕事ができるのが楽しいのだと平岩は語る。 とはいえ、eスポーツの世界はファンもプレイヤーも知識量が膨大。ルールが複雑なゲームも少なくない。 そこで、初めてのゲームを実況する際、平岩は事前にそのゲームを100時間プレイしてから仕事に臨むという。 とりわけ大変なのは、人気の対戦型オンライントレーディングカードゲーム「Shadowverse(シャドウバース)」。 持ち手の出すカードで勝敗が決まるので、キャスターとしてもプレイヤーと同じように先手先手を読んだうえで実況をしなければならない。 「そのプレイが、いかに凄いものなのか?」。それがわかるためには、相応の知識や経験が必要というわけだ。 そんな平岩の話を聞いた山里は、「そのゲームを自分の体に染み込むまでやりこむからこそできる実況。全く新しい世界なんだなって感動すら覚えました。自分もいつか実況をと考えたこともあったけど、ゴールはとても遠いところにあるんだなと再確認しました」と話していた。

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