英キャサリン妃ががん化学療法終了を公表、「ただ愛し、愛されること」に感謝とメッセージ 完全回復には長い道のり
英王室のウィリアム皇太子の妻キャサリン妃(42)は9日、予防的に受けていたがんの化学療法が終了したと明らかにした。メッセージの中でキャサリン妃は、この治療を通して新たな視点が得られたと述べ「ただ愛し、愛されること」に感謝するようになったと語った。 英王室は、夫のウィリアム皇太子とジョージ王子、ルイ王子、シャーロット王女と写ったこのビデオとともにメッセージを発表した。王位継承者ウィリアム皇太子の妻であるキャサリン妃は今年1月、大規模な腹部手術を受け、その際がんが見つかった。 キャサリン妃は、この治療を通して新たな視点が得られたと語った。 ビデオメッセージ 「今回のことは、何よりもウィリアムと私に、多くの人が当たり前だと思っている、人生においてシンプルだが大切なことについて考え、感謝することを思い起こさせてくれた。それはただ愛し、愛されることだ」 映像は先月、イングランド東部ノーフォークで撮影されたものだという。この中で、キャサリン妃は今年後半にいくつかの公務を行う予定だが、完全回復には長い道のりがあるだろうと述べた。キャサリン妃は健康問題が明らかになって以来、公の場に数回しか姿を現していない。 英王室は、がんの種類や治療の具体的な内容について明らかにしていない。