中山美穂さんの死因は「結論を待つべき」精神科医が「ヒートショック」の危険に触れつつ指摘
精神科医の名越康文氏が8日、コメンテーターを務める、日本テレビ系「シューイチ」(日曜午前7時半)に出演。54歳で亡くなった歌手で女優の中山美穂さんを悼んだ。 【写真】日刊スポーツ史上に最も美しい1枚の中山美穂さん MCの中山秀征(57)が「驚きました。僕らはデビューが同期といいますか、1985年で美穂さんと一緒の時代なんです」と訃報に触れた。 名越氏は、中山さんが浴室で亡くなっていたことから、SNSなどで「ヒートショック」との推察が多く見られたことについて言及。「ヒートショックというのは実は大変大きな現象で、調べてみると、年間1万4000人の人が命を落とされているらしいんです。15度以上の寒暖差があって、お風呂なんかに入る時に、寒いところからお風呂に入る、血管や心臓に障害が残ったり」と説明した上で「一般には60代半ば以上(の方に多い)と思っていたので、まだ50代の中山さん、ちょっとそれは」と語った。 続けて「もちろん、ヒートショックという可能性は高いのかもしれない。皆さんにもこの機会に、ヒートショックは気をつけないといけないと思うのですけど」としつつ、「実際には(死因が出ておらず)、1人の状態でお亡くなりになっているので、その場合は全部、いわゆる検視、解剖などをして、死因を今日あたり調べられるのではないかと思うので、結論を待つべきだと思います」と主張した。 関係者によると中山さんの遺体は8日にも解剖が行われ、死因究明を目指すという。捜査関係者によると、中山さんは6日、湯を張った浴槽の中で動かなくなっていたところを発見された。自宅には鍵がかかっており、事件性はないとみられ、病死の可能性がある。