新たに魚のはく製展示 さかなクンギャラリー 迫力あるジンベエザメも 館山(千葉県)
館山市の渚の駅たてやま内のさかなクンギャラリーの展示に、新たに魚類のはく製55点が加わった。神奈川県葉山町ではく製水族館を営んでいた故・大堀水心氏の遺族からさかなクンに寄贈された作品で、全長約3.5mもある迫力あるジンベエザメのはく製も並んでいる。
「水心堂」というはく製水族館を営んでいた大堀氏。小学生のころからカワハギなどのはく製を製作していたさかなクンにとっては憧れの存在で、テレビ番組で出会ったのをきっかけに親交を深めていたという。
大堀氏が昨年1月に死去し、交流のあったさかなクンへ遺族から寄贈されたはく製を、同館に展示。ジンベエザメの他、巨大なタカアシガニやカジキマグロ、マンボウなど多彩なはく製が並んでいる。
さかなクンは「譲り受けたはく製については、館山の海で見られるお魚を選ばせていただきました。たくさんの皆さまに大堀水心先生の心のこもったお魚の作品をギョ覧になっていただきたいです」と話していた。
房日新聞