【『No No Girls』レポート#8】ちゃんみな「自由を取るんだったら、死ぬほどがんばってズバ抜けなければ認めてもらえない」一つひとつの言葉が胸を打つ運命の審査発表
「あなたは“No No Girls”じゃなくて“Yes Yes Girls”」
最後はYURI、AMI、KOKOAのGチーム。YURIについても自信がなさそうだとちゃんみなは指摘する。ただ、4次審査ではだいぶ改善されたともいう。自信がなければスキルが上がってこない、だから次までにもっと直してきてほしいと課題を与えつつも、4次審査通過となった。 続いてAMIについては、パフォーマンス面の見せ方が一定だと指摘。人間・AMIがスキルを上回ってこないのが残念だったという。ちゃんみなはこう続ける。 「AMIはいつも言うんだけど、『私がNo No Girlsだ』って。あなたは“No No Girls”じゃないよ、“Yes Yes Girls”だよって思うわけ」 多くの人がAMIを大絶賛しているのに、AMI自身で“No”にしているのではないか。「あなたは私にNoと言ってきた」という気持ちを音楽で返してほしい。そうでなければ自分で自分のことを救えない。そして、それは私が救うべきものではない、ちゃんみなはそんなふうに語りかけた。 ここまでとなったAMI。「アーティストになりたいっていう大きい気持ちがあるなら、ちゃんみなさんにもSKY-HIさんにも挑んで、もう一度チャンスをくださいって、いつか好きな自分で言いに行くので、もう一度私のことを見てもらえたらうれしいです」とコメント。すかさずちゃんみなは、「もう一度っていうか、ずっとAMIのことは見てるので。AMIなら3年以内には、ありがとうと思ってくれるだろうなって信じてる」とエールを送った。 最後となったKOKOA。ちゃんみなはまず、いろんなことをロジカルに考えすぎてそれがパフォーマンスに表れていると指摘する。その“作られた表情”は直らないのではないか、とも思っていたという。しかし、ほかの講師たちから「絶対大丈夫だ」と言われたそうだ。ちゃんみなはその言葉を信じることにした。これからはいろんな感情に寄り添って、表情が内側から出てくるようにしてほしいとアドバイスした上で、KOKOAを4次審査通過とした。 こうしてすベての結果発表は終了。5次審査に進むのは以下の14人となった。 KOKO、KOKOA、KOKONA、KOHARU、SAYAKA、JISOO、JEWEL、CHIKA、NAOKO、FUMINO、MAHINA、MOMO、MOMOKA、YURI。 ちゃんみなとSKY-HIは部屋を出るとすぐにハグをした。審査をする側として、これほどつらいものはないのだろう。ちゃんみなの足取りは重かった。 しばらくして、ふたりは4次審査を通過できなかったメンバーが集まる部屋へ。ちゃんみなは、彼女たちにこう語りかけた。 「言いたいことはたくさんあると思うんだけど、これで関係性が切れるわけではないので、それは心配しないでほしくて。私を含めて、サポートできるところはしたいと思っているし、自分からこういうふうに協力してほしいとか見えているんだったら言ってほしいです」 4次審査は幕を閉じた。次回Ep.09では5次審査の様子を配信。5次審査は擬似プロ審査となる。 * 【『No No Girls』Ep.09配信予定】 ■2024年11月29日(金)20時~
文=奈都樹