商業施設の時短営業対応「混乱ない」緊急宣言再発令
緊急事態宣言の再発令を受け、岐阜市日ノ出町の岐阜高島屋は、14日から当面の間、店舗の閉店時間を30分前倒しして午後6時30分とする。 県の時短要請を受け、12日から1時間短縮営業している11階のレストラン街に続く措置。13日には、担当者がテナントへの説明や、客に時短営業を周知するチラシの準備に追われた。 20日に始まるバレンタインに向けた催事「アムール・デュ・ショコラ」は通路の幅を2メートル以上確保するほか、一度に入場できる客数を制限する。担当者は「昨春の経験もあるので、混乱なく対応できている。コロナ禍でも安心安全に買い物してもらえる環境を整えたい」と話した。 マーサ21(同市正木中)、カラフルタウン岐阜(同市柳津町丸野)は、県独自の非常事態宣言を受け、12日から時短営業しており、再発令後も継続する。カラフルタウン岐阜を運営するトヨタオートモールクリエイトの担当者は、時短は当面の間続けるといい、「緊急事態宣言が解除されたら通常に戻す」とした。モレラ岐阜(本巣市三橋)は施設全体として通常営業を続けるが、飲食店を中心にテナント約20店が1時間の時短営業を決めている。
岐阜新聞社